2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

セリーグ開幕

ヤクルト4−阪神3 巨人12−横浜2 広島2−中日0 こうして見ると、昨年のBクラスのチームが勝っていることになる。組み合わせ自体は一昨年の順位で決められているわけで、この組み合わせはたまたまなのだ。 一昨年の順位 中日、ヤクルト、巨人、阪神、広…

順位予想

恒例の順位予想。 一位中日 二位阪神 三位ヤクルト 四位巨人 五位横浜 六位広島 一位二位、三位四位は非常に近くひっくりかえることもあるだろう。一時のイメージでは四強二弱と思っていたが、現在は二強二弱二圏外という感じだ。 一位は中日と予想。ここは…

余裕なき傲慢さ

ばれんように塾講師らしい問題提起として「エリートの傲慢」とごまかしていたのだが、ばれてはしかたないか。実際には余裕のなさ、卑しさが現れている。 私は最初見た時、学生の文章か、と思ったくらいだ。ところがよく読んでいると教員だった。反小泉ブロガ…

宿題忘れと教師の人気度

下のゆう氏のコメントに触発されて宿題の問題を考える。 宿題、私は苦手だった。基本的にやった記憶がない。いつも教師に問い詰められるわけだ。「なんで忘れたの?」知らんがな。何か知らんけど、授業始まってから思い出すんだよ。 だからと言って教師たる…

学者の品格

いや、こんなことを言う人に教育者をやってほしくない、と思うのは私だけ? 「彼らに対しては、百万回でも同じことを繰り返し耳元で大声で怒鳴り、必要があれば、棍棒で頭をかち割って、我々の下なのだということを何度でもわからせてやらないと。」 某独立…

小学校で英語教育

今日のニュースでやっていた。国語教師として思うことはある。 英語教育を幼児からやるケースも多く、私の甥も幼児から英語をやっていた。しかも車で一時間近くかけて送り迎え。かなり無駄ではないか、と思ったものだ。早くから英語を話せることに何の意味が…

阪急電鉄

おぼえてい〜ます〜か(飯島真理「愛、覚えていますか」)。飯島真理は高校時代の片思いの娘に似ていたので、少し想い出風に。もちろん飯島真理を覚えていますか、とか、リン・ミンメイ*1を、とかではなく、神戸電鉄の脱線事故。死傷者ゼロなんで大きく取り…

格差社会を食い物にする負け組

今日、塾の帰りに同僚(と言っても七年年上)の人と朝日新聞の一面の囲み記事が話題になっていた。経済格差が成績の格差につながっている、という話。相変わらず政府は否定しているが、よほど現実に目をつぶらない限り、いやでも目に入る。塾の現場にいると…

受験ストレス

進学塾で仕事をしていると、意外とストレスから落ち着きの無くなるヤツはいる。こいつ、学校ではしゃれならないだろうな、と思うこともある。塾は簡単だ。少しくらい厳しく接してもいい。最悪叩き出してもいい。私も目に余る時にはにっこり笑いながら「笑っ…

嫌韓の効用

この期におよんでも嫌韓を主張する人がいて嫌気を催していたが、冷静に考えれば野球のためにはいいことかも、と思いはじめた。韓国が十月に日本チームとの再戦を望んでいるらしく、もしそれが実現すれば盛り上がるだろう。たとえば昨年のアジアシリーズ。誰…

イチローへの違和感

イチロー外野手の今大会での言動に対する違和感が多くのメディアで語られる。多くは称賛を伴った違和感だ。 日刊スポーツの記事。 これまでのイチローのイメージは「孤高」や「クール」。それが今大会では一転、積極的にインタビューに応じ、喜怒哀楽を率直…

西村欣也編集委員のイチロー論

朝日新聞の西村欣也編集委員がイチロー論を書いていた。 「意識してヒール(悪役)を演じているように思う。」とイチロー論を始めた西村氏は、イチロー外野手の19日の公式記者会見の言葉を紹介していく。「相手からのブーイングは大好き。もう少し強い方が…

イチロー論

イチロー外野手の発言が議論を呼んでいる。以下、イチロー外野手の発言をまとめておきたい。 1「戦った相手が『向こう30年は日本に手が出せない』という感じで勝ちたいと思う」(2月21日福岡合宿の初日) 2「満足していたら、ボクは野球をやめなけれ…

イチローの態度

イチロー外野手が韓国に負けた後、「人生最大の屈辱」と語ったことがいささか波紋を呼んでいるようだ。私はイチロー外野手の態度が問題とは思わなかった。イチロー外野手が怒っているのは自分に対してである、と私は解釈したからだ。私の仕事でもそうだが、…

兵役免除

私が韓国チームの兵役免除について言及したのは次のような話があるからだ。 免除を適用されている朴賛浩、徐在応、李承ヨプらも「若い選手が免除になるよう懸命に手助けしている」(韓国代表関係者) 26ヶ月間の兵役が選手生命に与える打撃は小さくない。…

WBC決勝進出

どうしても嫌韓論調を出さねば気が済まない一部はほっておいて、冷静に今回の日韓戦をふり返る。 日本側は勝って当たり前であった。3連戦3連敗というのは完全に相手に負けている。3連敗はしてはならない。逆に言えば3連敗は中々しない。 NHKで野村克…

WBC雑感

WBCについて。 1 デービッドソン審判員の「誤審」問題 「韓国びいき」とする一部の論調は放置しておいて、米国びいきという批判について。おそらくサンスポの記事が正しいと思う。要するに米国びいきなのではなく、単に技術が衰えているだけなのだ、と。…

жд☆どーでもいいですよ(個人的には)

家に放火した中2。2ヶ月の妹焼死事件について、朱色会氏からご指名どうでもいい4点セット: 朱色会ということで、意見を述べます。難しい問題のようで、家族自体がケアが必要だった、という児童福祉相談所のコメントを聞いて、余計に難しくなった。少年犯…

肩が痛い

こんなもん[言論]にするな、と自分でも思うが、[言論]は何でもありの場所なのだ。[愚痴]は大学の愚痴なので。日常生活の愚痴は[言論]なのだ。で、今日は肩が痛い。原因はディスカスの水換え。排水バケツ(15リットル)を持ち上げた時に肩に違和感があった…

塾講師研修で学んだこと

私は今の塾では全く保護者対応をしない。ひたすら国語を教えるのみだ。しかし以前勤めていた塾では保護者対応もやらされていた。そこの塾はむちゃくちゃでバイトの講師にも保護者対応をさせるのだ。だから保護者対応の研修もやらされた。そこから窺える保護…

安藤美姫論4

今回は安藤美姫選手の細かい点について考察したい。問題は二つ。選考過程に問題は無かったのか。もう一つは安藤選手自身に問題はなかったか。 まず選考過程である。スポンサーの問題と指導者の問題に分けられるだろう。スポンサーについては、安藤選手がパナ…

安藤美姫論3

安藤美姫選手について論ずれば、必ず政治的言説*1となってしまう。安藤美姫という存在に付着させられた政治的言説はあまりにも大きい。 安藤選手バッシングがどのような経路で発動されたか、前回のエントリーで某匿名掲示板→週刊誌→一般化という流れで広まっ…

情報漏えい

コメントを寄せていただいた朱色会氏のブログWinny2で警察から流れた本当のもの: 朱色会に触発されて、塾における情報管理について。自衛隊や警察からの情報漏えい問題が話題になっている。私物のパソコンで仕事をする、というのは有り得ない問題である。 塾…

安藤美姫論2

荒川静香論は安藤美姫論の序章に過ぎなかった。 と言いたいが、こういうのを羊頭狗肉、竜頭蛇尾という。しかし意気込みとしてはそれくらいのものがある。荒川静香論ですら、政治的な怒濤に飲み込まれそうな勢い。荒川静香選手の見事な金メダルでさえケチをつ…

荒川静香論補遺

荒川静香論についていくつか論じたいことが出ている。 1 文部科学大臣の「失言」 スルツカヤ選手転倒発言。これについて「教育やスポーツを管轄する大臣が」という意見がある。スポーツも勉強も競争があるのは事実だ。こういう発言が文部科学大臣から出るこ…

愛しているなら、はっきり表して!!!

だから、愛しているがな。なんで一々言わなあかんねん。頼むで。君に捧げるバラードを歌わな愛してへんて?何やねん、それ。そんな歌、歌えるかっちゅうねん。えっ?アメリカではいちいち「アイラブユー」なんて言ってキスするって?知らんがな。こっぱずか…

安藤美姫論

予想通り、アメリカのメディアで荒川静香バッシングが行なわれているらしい。「卑怯な女王」ということだ。おそらくフリーでの演技のレベルを下げて金メダルを取りに来たことをさしているのだろう。こういう事態は想定の範囲内である。何しろアメリカかぶれ…

塾で騒がせない秘訣

塾講師のバイトが始まる頃。新人は騒ぐ生徒に手を焼いていらっしゃるのではないだろうか。私はそうだった。最初は生徒は騒ぐ。不満を言いに来る。かなり落ち込んだものだ。 そのころの私は、生徒から親しまれることを考えていたように思う。生徒と対等な目線…

荒川静香論2

荒川静香選手の勝因の一つが、余裕であった。荒川選手が余裕を持ちえたのは、彼女自身の性格も大きな要因だろう。彼女の性格を示す一つの出来事が小泉純一郎総理大臣からの電話の受け答えである。普通総理から電話があれば、緊張して自分からは何も言えない…

荒川静香論

荒川静香選手の金メダル獲得、「脳みそが筋肉で出来ているナショナリスト*1」の私は素直に喜んだ。のみならず「ミーハー」なのでフィギュアにも関心を持ってしまった。 ところがネットを見て見ると、私とは違って理論を重んじる人々がいて、荒川選手が3−3…