2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「しかし」の効能

「しかし」という言葉を使えば自分の主張に厚みを持たせることが出来る。譲歩構文と言われる。「たしかにAである。しかしBだ」という形だ。この場合、重点はもちろん「B」の方にある。「B」を主張したい時に、単純に「B」を主張するよりも、「A」とい…

モボ101

モボ101を整備。ワイパーを付けて、ヘッドマークを付けようと思った。しかしいろいろネット上を漁ってみると映画村のヘッドマークが付いたのは比較的最近のようで、長い間「ワンマン」の札を外に出していたようだ。名鉄のモ750附属のシールから適当な…

沖縄の歴史を問う意味。

言うまでもなく現在の状態は過去から連続しているのではない。 作家の船戸与一氏は次のように言う。 民族という概念はフランス革命によって産み落とされた近代の産物である。これによって王制が打破されるまで民族とは何かという問いが真剣に検討されたこと…

琉球と薩摩

琉球に薩摩の島津氏が関与するのは室町時代も後期に入ってからである。1480年に室町幕府は奉行人奉書を島津武久に出して琉球との仲介を依頼する。それまでは島津氏と琉球との関係は特に見いだせない。室町幕府が島津氏に依頼した背景には何らかの関係は…

尚真王の治世

1477年尚真が即位する。尚真の時代に大きな改革が行われた。従来地方の有力者であった按司を首里に集住させることにより、中央集権体制を構築した。按司は尚真王の時代以降、琉球王府の官僚機構として機能するようになる。世俗王権を強化する官僚機構の…

自転車(比喩)

私は運転免許を持っていない。したがって公共交通機関を使うか自転車を使うか、である。自転車はエコで便利な道具である。しかし一つ間違えると凶器になる、という認識が必要である。 自転車が走行できる歩道で歩行者と交錯することがある。私は歩行者優先と…

琉球の隆盛

琉球の外交を支えた集団は二つに分かれる。諸外国と琉球との間の外交を担当していたのは明人であった。これは明が琉球の外交を支援するために送り込んだ集団である。主に現在の福建省の人々が送り込まれ、彼らは「閩人三十六姓」と呼ばれ、彼らの居住する地…

15世紀における琉日関係

15世紀の初頭における日本と琉球国王とのやりとりとして、いくつか文書を挙げる。 御文くハしく見申候、しん上の物ともたしかにうけとり候ぬ 応永廿一年十一月廿五日 りうきう国のよのぬしへ(朱印) これは応永21(1414)年に足利義持から尚巴志に…

クリアケース到着

クリアケースが到着した。とにかくでかい。廊下を占拠していた。早速開梱し、セットする。列車を走らせる時に音がしない。しかし列車を代えるのが面倒くさい。今はクモハ14005とクハ16435を走らせている。2両編成でもバリエーションがあるから。

琉球と日本

沖縄がもともと「日本国」ではない、というのは歴史学においては自明の史実に属する。いつ、どのようにして「日本」に組み込まれるのか、と言えば、はっきり組み込まれるのは「琉球処分」である。それ以前は「琉球」という独立国であった。沖縄県が「日本」…

富井電鉄増殖中

今度は通勤型の2両編成を増備。タネ車は近江鉄道モハ202、クハ1202。ただ問題発生。西武レッドがやたらに塗料をはじく。ベージュは問題ないのに。かなり塗膜が厚ぼったくなってしまいそうだ。小田急でやったほうがよかったかな?ただ台車が黒成型な…

HD−DVDとブルーレイ

一見関係なさそうだが、Nゲージでも似たような問題はある。車両同士の連結である。日本ではNゲージの二大勢力はKATOとTOMIXだろう。この図式は私がNゲージを始めたころと変わらない。私がNゲージを始めた30年ほど前にマグネットカプラーとい…

観念的なタテマエ論ではなく、具体的な現実観察をすること

米軍犯罪に対する最大の対策とは基地撤去に他ならない。被害者の「落ち度」を論う『週刊新潮』も花岡信昭氏もそれはわかっているだろう。被害者の「落ち度」を論うのは、これをまともに議論すれば「基地撤去」論の声の高まりにつながるからだ。 基地撤去、こ…

増備計画

赤と白の鉄道「野原交通」よりも今は水色の鉄道「富井電鉄」にはまっている。スケールモデルとフリーランスモデルの境界であるところが気に入る要因かも知れない。「野原交通」が厳しいのは、結局あちらこちらの鉄道の寄せ集めで、番号もばらばらで塗色もば…

在日米軍による少女暴行事件の問題の所在

ややこしいので、結論から先に書く。この事件で被害者側の事情を云々することに何の意味もない。 この問題を考察する際に、議論を単純化するために、一つの条件を措定する。日米安保は日本の平和に不可欠である、と。もちろん左右問わず批判はあるだろう。し…

抜糸

今日は親知らずの抜歯の最終段階である抜糸。しかし虫歯を疑うような歯も存在する。しばらくは歯医者通いになる。左の親知らずも同じように横倒しなので、万が一虫歯になるとまた同じような運命をたどる。今度抜く時には受験が終わって新学期が始まるまでの…

この前天草旅行に行った時に水族館に行ったが、その水族館は水中に沈んだ状態で建てられている。窓から海中の様子が見えるのだが、一つの窓のところに鯛が二匹棲んでいるようで、面白いのはその鯛は人の顔を見ると反応して寄ってくるところである。別に天然…

鉄コレ第6弾をバラ買い

ローソンで鉄コレを売っている。第4弾と第5弾は置いていなかったが、第6弾は久しぶりに置いてあった。何となく福引き感覚で買う。出たのは新潟交通と近江鉄道のクハ。夜になってもう一つ籖引き。松本電鉄。いや、松本電鉄と新潟交通がそもそも欲しかった…

習熟度別クラスの資源配分

塾では習熟度クラスが原則である。ただそれを学校で導入するには抵抗も大きいだろう。しかし何よりも次の橋下知事の発言(「http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802130080.html」)に注目する必要がある。 選挙中から「高校の学区撤廃」「学力別クラス…

橋下大阪府知事の勇気ある発言

断っておくが私は橋下氏の言動が大嫌いである。橋下氏を評価するのははっきり言って嫌である。だからこそ橋下氏の発言を基本的には批判しないようにしているし、橋下氏の発言で評価できると思われたものは積極的に取り上げる。 今回は橋下氏の教育に関する発…

倖田來未発言を少しだけ考えてみた

倖田來未発言、あれをどう見るか。私としてはあの発言はよくわからん、としかいいようがない。まあ「下手こいた」とは言えるだろうが。 一つの見方として日頃愛読しているパオロ・マッツァリーノ氏の見解(「http://www.daiwashobo.co.jp/mazzarino/080206.h…

親知らず続報

舌に生きていくのも嫌になるほどの激痛が走る原因だが、どうも3つ考えられるらしい。まず一番有力な原因としては、やはり親知らずを抜いた時に、そばを走る下顎神経を傷つけたこと。唇、舌ともに麻痺はみられないことから、切断などの大きな損傷ではないの…

スパムコメント

ここで考察する「スパムコメント」とは、何らかの意見表明を執拗に、下品に、乱暴に行うなどして該当のブログもしくは掲示板コミュニティを混乱に陥れようとするような類いのものではない。アダルトサイトへの誘導などが目的のコメントである。どのブログに…

抜歯後の記録

舌が痛くなってきた。最初は糸が触れているのかと思っていたが、どうも違う。痛み止めの影響で荒れているのか、と昨日までは思っていた。多分違う。ものを飲み込む時に激痛が走る。つばを飲み込むのさえ激痛が走る。針で突き刺すような痛みに堪えなければな…

橋下知事キレる

橋下知事はどうもその発言が好みではないので、NHKにキレた、という記事を見て「大人げない」と思っていたが、スポーツ報知のこの記事(「http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080210-OHT1T00080.htm」)を見て、少し橋下知事に同情してしまった。 …

タキ5450

今ほしいのが河合商会のタキ5450(「http://www.kawaihobby.co.jp/n/index.htm」)。 今のレイアウトには合わないし、牽引する機関車は・・・、ED62か?しかし液化塩素を運ぶタンク車などかなり用途が限られてくるだろう。しかしなぜほしいか、と言…

抜歯後の記録

一晩たって大分ましになった。歯医者で「明日から痛みます」と脅かされていたし、冷やすことを強く勧められていた。打撲のような状態になっているという。こういう痛みへの対処はなれたものだ。高校2年の時に足首をねんざして、すぐに処置を施さなかったこ…

鉄コレ東急旧7000系Nゲージ化

鉄コレの東急7000系をNゲージ化した。抜歯前。今はそんなことをする根性はない。せいぜいブログ巡回位。 鉄コレの18m級動力を使う。買い置きしてあったもの。今は品切れ中。東急7000系は18m級なので、今入手可能な17m級の動力は適合しない…

抜歯

歯を抜いた。横倒しになった親知らず。かなりの難作業だったようだ。根っこが太く、元気な歯だったのでかなりてこずった。さらに露出している部分が極めて小さいので歯茎を切って、歯をばらばらに分割して、最後に根を抜く。ただ麻酔が効いているので痛くは…

今日の授業の題材から

本来は国語教育法のジャンルかも知れないが、私にとって耳の痛い内容としてここに載せておこう。 加藤諦三氏「どう生きるか」より。 えらそうな口をきいて人をけなす集団に入ると、その人の人生は地獄の門の前に来ている。 集団でえらそうに人をけなしている…