2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

選択式問題の落とし穴

御成敗式目及び追加法を調べていると、法律に関する知識が欠落していることに否応なしに気付かされ、法学の基礎を学ぼうとして始めた行政書士資格取得。ただ単に法律の勉強をするよりも、目標が出来た方が楽しい、と思ったが、なかなか大変。今のところ添削…

日記

また結石の発作。下手すれば毎日起こるかもしれない、という不安と戦わなければならんか・・・。今日は電車の中でいきなり起こって脂汗が出てきた。薬を持つことが必要だ。月曜日には泌尿器科に行こう。

鎌倉幕府はいつ開かれたのか

昨日、結石の発作で医者に行ったが、そこの医者の待合室には「サピオ」「週刊文春」「週刊新潮」が置いてあって、かなり繁盛していたので「文春」「新潮」「サライ」と読んでもまだお呼びがかからないので「サピオ」を手に取った。折しも小林よしのり氏が「…

結石

以前から腎臓に結石があることは分かっていたが、ここしばらく残尿感がひどく、こりゃ泌尿器科にいくべきか、と思っていたら、行政書士資格の勉強中にいきなり腰から下腹部に激痛があって、あわてて医者に行ったら、尿路結石の可能性が高い、ということで、…

天台宗と真言宗

天台座主が高野山を公式訪問する、とかで、1200年ぶりの交流とか。 まあ考えてみれば室町幕府6代将軍の足利義教は天台座主経験者で、義教の護持僧だった醍醐寺三宝院門跡の満済は真言宗のトップの一つの東寺長者を務めた。だから1200年間いがみ合っ…

我が九条(その7) 九条師教

九条家がようやく摂関家の一員として残ったため、師教は比較的順調に昇進している。皇太子富仁親王の東宮傅を務めながら後二条天皇の関白を務めるなど、持明院統・大覚寺統双方とうまくやっているが、おそらく後二条天皇の関白を務めるのは、来るべき富仁親…

5月27日

阪神4−1西武 中一日で甲子園。今回は外野席。一番端っこ。通路があるからラッキーと思ったら、通路がない所だった。これは厳しい。しかも狭い。外野席で観戦するには強靭な肉体と精神力が必要だ。ヘタレの私には無理と悟った。 試合内容は石井一久投手をど…

5月25日観戦記

阪神4ー3ロッテ 久保康友投手の初勝利、新井貴浩選手のホームランなど、見どころはいっぱいある。 ただ問題はJAF(ジェフ・ウィリアムス投手、スコット・アッチソン投手、藤川球児投手)の不調。ランビン選手に本塁打を打たれたアッチソン投手が一番安…

5月22日セ・パ交流戦、阪神−オリックス一回戦(京セラドーム大阪)

阪神3−8オリックス 昨日みてきた観戦記。一言で言えばクソゲー。ポイントは一つ。 7回表、金本知憲選手の本塁打で二点差に追い上げ、さらに新井貴浩選手、桜井広大選手の連続安打で無私一三塁。打順は指名打者の林威助選手。ここで真弓明信監督が動く。代…

インフルエンザ騒動

塾のほうは学校の休校処置が解除されたことを受けて再開の見込み。とりあえずよかった。しかし入れ替わりに大学が休校OTL。大学からは何が何でも15回授業せよ、というお達しが来ているので、こちらの責任でもない休校でも補充の講義はせにゃならん。しかし…

陰謀脳になった先輩と後輩

事例1 後輩の場合 私たちは合宿でぐだぐだ酒を飲みながらいろいろしゃべっていたわけだ。お題は「なぜ歴史学を志したのか」 ある後輩のA君が叫び出した。 A「我々には時間がないんだ!」 「はぁ?」と思うし、そもそも「我々」って、ちょっと何言ってるん…

陰謀脳になった先輩と後輩

事例1 後輩の場合 私たちは合宿でぐだぐだ酒を飲みながらいろいろしゃべっていたわけだ。お題は「なぜ歴史学を志したのか」 ある後輩のA君が叫び出した。 A「我々には時間がないんだ!」 「はぁ?」と思うし、そもそも「我々」って、ちょっと何言ってるん…

インフルエンザ

マスク着用義務化という記事が散見される。しかし今街にはマスクが存在しない。どうしろ、というのだ。ヨメが派遣で働いていて、派遣先からマスク着用義務化の報せがあったのだが、マスクなぞ売っていない。どうすればいいんだ。

我が九条(その6)九条忠教

かなり動乱の時代を生きたと思うが、影が薄い。モンゴル戦争のさなかに公卿の仲間入りを果たし、二度の戦争を経ていまだモンゴル再襲来の恐怖におびえる中、近衛家基のあとをついで関白に就任する。しかし再び近衛家基に関白を譲らされる。家基の関白就任を…

インフルエンザ

仕事先がついに全市立学校休校。ということで塾も休業。今週の仕事がなくなった。もともとテストがあったので、二日しか吹っ飛んでいないわけだが、授業やった分しか給料が発生しないシステムなんで減収。やばい・・・。 追記 ひま・・・。いや、やらないと…

デモ

私が大学生の頃、一応左傾化していた(今でもだが)。しかしその割にはデモに参加したことが無かった。主要な理由は私自身がヘタレだったから、ということにつきるが、もう一つ、運動としてのデモの有効性に疑問を抱いていた、ということも、口実、というか…

観戦記

阪神1−広島2 敗因はいろいろ挙げられるだろうが、何といっても打てないことにつきる。 ジェフ・ウィリアムス投手や藤川球児投手の「失投」もあるだろう。ウィリアムス投手は制球が定まらず、栗原健太選手に押し出しの四球、藤川投手は栗原選手にレフトオー…

最判H7・2・28(その6)

しかしながら、右のような措置を講ずるか否かは、専ら国の立法政策にかかわる事柄であって、このような措置を講じないからといって違憲の問題を生ずるものではない。 要するに立法府の裁量に任せる、ということ。特に最後の「このような措置を講じないからと…

最判H7・2・28(その5)

ここまで検討してきたのが前半。前半部では判例は外国人に参政権を付与することに関しては要請説の立場に立たず、要請説を退けることにより、否定説もしくは許容説の立場に立つことを明言した。後半では否定説・許容説のどちらに立つのかが明らかにされる。 …

最判H7・2・28(その4)

引き続き判例の検討。 そして、地方自治について定める憲法第八章は、九三条二項において、地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が直接これを選挙するものと規定しているのであるが、前記の国民主権の原…

最判H7・2・28(その3)

外国人に選挙権を付与すべきか否かに関する重要判例。 そうとすれば、公務員を選定罷免する権利を保障した憲法一五条一項の規定は、権利の性質上日本国民のみをその対象とし、右規定による権利の保障は、我が国に在留する外国人には及ばないものと解するのが…

最判H7・2・28の検討(その2)

引き続き判例の逐条的解釈。 そこで、憲法一五条一項にいう公務員を選定罷免する権利の保障が我が国に在留する外国人に対しても及ぶものと解すべきか否かについて考えると、憲法の右規定は、国民主権の原理に基づき、公務員の終局的任免権が国民に存すること…

我が九条(その5)九条忠家

父九条教実の早世により、祖父の跡を継いで九条家を継承したが、祖父道家と叔父藤原頼経、従弟の藤原頼嗣が北条得宗家ににらまれ、勅勘を蒙った影響で右大臣で出世が止まり、近衛・鷹司と父の道家と対立していた二条良実が廟堂で勢力を保つ。 これが何を意味…

「選挙人名簿不登録処分に対する異議の申出却下決定取消」(最判H7・2・28−平成5(行ツ)163)の検討

「選挙人名簿不登録処分に対する異議の申出却下決定取消」いわゆる「最判H7・2・28(平成5(行ツ)163)」の判決理由を逐条的に検討する。これは外国人地方参政権に関する判例で、定住外国人に関して国政への参政権は認められないが、地方自治に関しては…

「選挙人名簿不登録処分に対する異議の申出却下決定取消」(最高裁判例平7・2・28)

九条忠家に関する史料は今のところ手元にない。暇つぶしに最高裁判例をみていく。結構有名な判例で、地方参政権をめぐる議論の前提となる判例である。外国人に参政権を付与すべきか否か、という問題はこの判例を無視しては進められない。この判例を踏まえた…

我が九条(その4)九条教実

九条道家の子の中でも一番地味。というか二条良実と一条実経と藤原頼経は大河ドラマ「北条時宗」で一条実経(井上順)、二条良実(谷本一)、藤原頼経(宇梶剛士)が出ているのに対して九条教実は早世したせいで出てこない。まあ父の道家が出家して裏から政…

我が九条(その3)−九条道家

九条道家は本郷和人氏によれば「朝廷を『統治するもの』として再生する役割を、かれは果たした」と評価されている。彼は記録所を復興し、「徳政」つまり適材適所の人材登用と、制度の整備によって人々の訴えに耳を傾けることに努力を傾けた。道家の改革以前…

我が九条(その2)−九条良経

九条兼実には良通、良経、良輔、良平がいたが、良通は早世したので良経が跡を継いだ。 良経(よしつね)は源義経(よしつね)と読み方が一緒なので、義経が謀反人として討伐される時には良経を憚って義経を勝手に改名したようだ。『吾妻鏡』文治三年二月十日…

嵐電モボ621

モデモの嵐電モボ621到着。モデモの車両は最初のうちは走行性能がよくない。引っかかる。しばらく動かしていくうちに走行性能が上がっていく。最初の不調期をどこまで我慢するか。 あとレイアウトは銭湯をモルタルアパートに変更。銭湯はどうみても関東圏…

我が九条(その1)−九条兼実

九条兼実から九条家の人々の就任職や官位を年代順に記載し、年齢を載せる。各条の数字は典拠を載せるつもり。多分企画倒れになる。 第一回の記念すべき「我が九条」のスタートの日は憲法記念日、ではなく、始祖の九条兼実の命日(承元元年四月五日はグレゴリ…