2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

永享三年六月六日条続き 一、越後守護幸龍丸(上杉房朝)、在京のあり方が不可思議である。雑掌が一人祗候しているのはよろしくない、ということを、畠山(満家)より仰せ付けるようにということを畠山に申せ、ということであった。 一、上杉兵部大輔(上杉…

永享三年五月 廿四日、晴。早朝に京都に出た。少し雨が降ってすぐに晴れた。巳の初め(午前九時)室町殿参る。随心院壇所において待って申し入れた。幾ばくもなく御対面となった。九州のこと、仰せ出されおることがある。大内(盛見)より大友(持直)討伐の御教書…

満済准后日記口語訳

この子細について話し合うか、上聞していただきたい。御作善のためにお寺に入っていらっしゃる身にはこのような言い分は狼藉の至り、いうべき言葉もないでしょうが、天下の重大事で見過ごすことはできないので、平に京都においでくださいますようお願いいた…