その比赤松左京大夫入道没落して天下もしづかならず。御悩も一方ならず。世中はうかうかとし年も暮ぬ。あくる年正月十八日内府薨給ぬ〈勝定院と称号申〉。思ひよらずいとあさまし。いまは御子もなければ、御相続の事如何とさたあり。管領、畠山、諸大名評定…
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