世界最小の政治的クイズ

昨日のエントリで紹介した「World's Smallest Political Quiz」。結構面白くて今いろいろ遊んでいる。再び設問を再掲する。

[個人に関する質問]

・政府は言論・出版物・メディア・インターネットを検閲すべきでない。

・兵役は志願制であるべき。徴兵はだめ。

・同意する成人のセックスに対する規制はなくすべきである。

・成人がドラッグを所有・使用することは許されるべきだ。

国民総背番号制のようなものはなくすべきである。

[経済に関する質問]

・「企業助成」をやめよ。政府は企業に金を渡すな。

・政府は国際自由貿易の障壁を作るのをやめよ。

・人々は自分で老後をコントロールすべきだ。社会保障制度は民営化せよ。

・公的な福祉制度は私的なチャリティで置き換えよう。

・税金も政府支出も50%以上ずつ削減されるべきだ。

この回答によってリバタリアン国家主義者かリベラリスト保守主義者かが分かるようになっている。ちなみに全ての回答に「イエス」と答えるとリバタリアンに、全ての質問に「ノー」と答えると国家主義者に、全ての質問に多分イエスと答えると中道になるようになっている。私は個人への政府の介入は少なくあるべし、経済的には政府は介入せよという考えらしいのでリベラリスト保守主義者になろうとすれば、個人への政治的介入を多くして、経済的には完全な自由経済を推し進めれば保守主義者となる。
ちなみに人に「ネット右翼」というレッテルを貼り付けたい時には自分を「中道右派」に、人に「反日左翼」というレッテルを貼り付けたい時には「中道左派」になるようにスコアをいじればいい。ちなみに昨日私は自分を「中道右派」と詐ったが、それを出すためには「個人に関する質問」で40ポイント、経済に関するポイントでは70になるようにすれば、少しリバタリアンよりの中道右派の出来上がり。ポイントの考え方はそれぞれ「イエス=20、多分=10、ノー=0」となる。従って個人に関する質問では二つ「イエス」、経済に関する質問では三つの「イエス」と一つの「多分」でいける。逆に中道左派を名乗るのであれば個人に関する質問には「イエス」を三つ、経済に関する質問では「イエス」一つと「多分」を一つで出来上がり。これで簡単に人を「左翼」とか「右翼」呼ばわりできる。注意点はどの質問項目にどう答えたかを示さないことだ。これを示すと化けの皮がはがれる。