2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

散髪

今日散髪してきた。2ヶ月目。そろそろ怪しい風体になってきたので。何しろ私はにている有名人は金正日だ。ただし向こうが痩せたので、太った金正日だ。あるいは不細工な金正男だ。えっ?金正男が男前だって信じられないって?いやいや、私は金正男が男前に…

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私は塾講師の他にバイトで大学講師もしている。今年卒論を読まされたが、一つ気になる傾向があったことを思い出した。 今年はきわだってレベルが低かったようだ。私の指導教授のA先生がわざわざ私に頭を下げて「○○君、申し訳ない」だと。卒論のレベルが低い…

幼児英会話

私の義姉は2歳の息子を英会話教室に通わせていた。他人のことなので黙っていたが、やはり違和感を覚えた。外国語を学ぶ前に母語をきっちりやれよ、という気分である。 今日教材となった村上慎一「なぜ国語を学ぶのか」はその問題にすっきりした解答を出して…

今、国語がからっきしできない生徒の対策授業をやっています。タイプは様々です。一番困るのが、自分は出来る、と思い込んでいるヤツ。今日も本人は算数の弱点克服に出ようとして。塾長から国語に行くようにいわれ、すねておりました。こういう手合は、自分…

旅行に行ってました

タイトルの通りに旅行に行ってました。一泊二日で伊勢志摩旅行。途中近鉄の「12345」という車両に乗りました。どういうことかと言いますと、12200系という系列が特急車にあります。新スナックカーと言われていた系列ですが、その増備車で、スナッ…

勉強をする、ということ

勉強は一生するものです。誰でもするものです。 例をあげましょう。阪神ファンだと仮定します。野球に興味があろうとなかろうと、ソフトバンクファンであろうと読売ファンであろうと、阪神ファンの仮定で話を進めます。 阪神ヤクルト戦とします。何となく。…

勉強が出来るということ

4番目、忘れ物が多い。 私は忘れ物王者でした。今でもやらかします。教科書を忘れることもあります。慌てません。リスクマネージメントは万全です。スペアのテキストを塾に置いてあります。忘れてもノープロブレム。ところが小学生は学校に教科書を置いて帰…

勉強が出来るということ

今日は三つ目について検討します。 一人だけで動くことが多い、でしたよね。通信簿に「みんなと協力して動くことが出来る」とかいう項目に「がんばろう」を付けられる人のことです。私です。一人で好きなことをしている、と書かれる人のことです。私です。 …

勉強が出来ると言うこと

前回勉強がダメな人の特徴、五点を挙げました。私の小学校時代の特徴です、はい。 もう一度挙げときます。 1 宿題はやらない。 2 テストはやりっぱなし。 3 一人だけで動くことが多い。 4 忘れ物が多い。 5 整理整頓が出来ない。 今回は2番のテストは…

さて、実際に学校制度に対応できる適応力とはどのようなことをいうのでしょうか。実践的に見て行きましょう。 こんな人はいませんか。 1 宿題はやらない。 2 テストはやりっぱなし。 3 一人だけで動くことが多い。 4 忘れ物が多い。 5 整理整頓が出来な…

勉強が出来ること

勉強が出来る人、というのは何が出来るのでしょうか。その鍵はハビトゥスと言われる概念にあります。ハビトゥスは「慣習」とも訳されますが、微妙に違うような気がします。ハビトゥスとはその人の身に付いた文化の型のことです。このハビトゥスの違いが階層…

頭のいいこと・勉強が出来ること

会話1 「道真ちゃんって頭いいねえ。」 「なんで?」 「だって、勉強できるじゃないか。」 という会話。よくなされますね、多分。 会話2 「菅原さんのお子さんの道真ちゃんて頭いいよね。お父さんのも頭いいからねえ。やっぱり頭って遺伝するのよね」 なん…

本日の難問?

藤井克彦「釣りに行こう」より。 ただ、釣った魚すべてを無条件にリリースすることだけが自然への優しさではありません。なぜなら魚は、もともと人間の仕掛けたハリに掛かって、逃げようと必死になって暴れるだけなのです。それを「よしよし、いいファイトを…

うちの塾の一日

上記のような事情で私の塾生活は少し下に書いた塾講師ライフとは異なります。 まず、授業前30分程度ということなので10分前でも文句は言われません。ただ余り遅いと生徒と一緒に塾に向かうということになります。結構苦痛です。特に保護者付だったら最低…

うちの塾の特殊事情

うちの塾は個人経営の塾です。講師は全て紹介。私は大学院の知り合い(先輩か後輩か微妙)から紹介していただきました。その知り合いも知り合い経由です。私も数人紹介しました。全て人間関係で選ばれております。その結果わけのわからないことになっていま…

塾講師のなりかた

今日は大学生、フリーター、ニートの皆さまの中で塾講師に関心のある方への実践講座。関係のない人も、塾業界の裏側をのぞく気で、お付き合い下さいませm(__)m 塾に入ろうと思えばまず♪タウンワーク♪などの求人雑誌や新聞の求人欄をチェック。友人の紹介とい…

変な季語

今日はゴキブリ。私はゴキブリはそれほど嫌いではない。同じ節足動物ならば、完全変態する昆虫の幼生がきらいだ。青虫、芋虫、毛虫。全部いや。それに比べるとゴキブリはまだかわいげがある。見たら殺すけど。ただこちらに向かって飛んでくるのは勘弁して欲…

本日の難問

澤地久枝「三十五銭の盗み」より。 あの三十五銭の盗みというのは、いわば、わたしのその後の人生にかかっているような盗み、万引事件だったなと思います。盗んだことがよくないということは、それをだれにも気づかれなかっただけに、ふかくナイフできざみつ…

変な季語

変な季語シリーズ。今日はなめくじ。私はなめくじが何よりも苦手だ。あれを見ると体が硬直する。見たら「塩!塩!」とばかり塩を馬鹿みたいにかけて、放置。とにかく苦手。こんなものを季語にするのが、理解不能だが、シャボン玉と違い、かなり古くから季語…

苦手科目

苦手科目は誰にもあると思う。 小学校時代、苦手は国語(!)と算数だった。体育は論外。得意科目は家庭科(!)と理科と社会。こういう子供は注意する必要がある。中学校に行くと社会も理科も低下するのだ。ちなみに漢字が全くパーだった。何回0点とったか…

がり勉という幻想

上にも書いたが私は体育が(というよりも、も)全くダメだった。がり勉だったわけではない。実はがり勉というのを私は見たことがない。体育が出来る人が勉強が出来るわけではないが、勉強ができる人は体育が出来る。体育抜群・勉強ダメもいれば、体育抜群・…

変な季語

みつるさんとyuukaさんの発案で始まった企画です。 本日はシャボン玉。春の季語、というのはyuukaさんのご教示で私も知りました。ご教示ありがとうございます。調べました。三春、つまり春全体を通じた季語です。どうもイメージ的なものが大きいようで、季語…

本日の難問

ひきつづき随筆。説明文的随筆という分類だが、今一つピンとこない。論説文との境界があいまいだ。今日はそういう随筆。山崎正和「自己発見としての人生」より。これでまたアクセスが増える。山崎正和先生の文章を取り上げさせていただく。といってもよいし…

俳句の読解

今日は塾は休み。なので、以前詩・短歌の読解のこつを書いたが、今回は以前書き漏らした俳句の読解。入試で多いのは近代俳句。特に私がフィールドにしている兵庫県の私立中学では灘がほぼ出てくる。灘の俳句問題は季節に関する語彙を豊富に持っておくこと、…

ちょっとしたこと

今日スポーツ新聞をチェックしていたらこんな記事が。 同じIT企業でも「遠くのメジャーより近くのプロ野球」を打ち出す「身の丈経営」の楽天は、豊富な資金力で「世界一構想」を打ち出すソフトバンクとは対極にある。試合ではもっとも負けたくない相手だが…

困った生徒2

上の難問の解説をしている時(実際にはもう少し簡単に説明しています。簡単に説明すると不正確になりますので、こちらでは大人向きに解説しました。わかりやすくいうと、中心文ははじめか終わりにある。その中で「私」のことを言ってない方はどちらだ、と質…

困った生徒1

塾に電話があった。母親から。バタバタしていて用意してやれなかったので娘は手ぶらで向かいます、とのこと。おい、貴様の所の娘は自分で塾の用意をしねえのか、とのど元まで出かかるのを我慢して、じゃあ、焦らずに来るようにして下さい、と優しい返事をす…

本日の難問

随筆文。白井健策「『天声人語』の七年」。なぜか教育関係者は朝日新聞が好きで、出題も多くは朝日新聞。受験に携わろうと思っていらっしゃる方は朝日の講読をお勧めします。イデオロギー的に左で肌に合わない、という人は必要経費と思って受験に関係する間…

受験テクニックと読解

ガッシュさんのコメントより。 読解力があっても、そういう解説をきちんと聞いたことがないと、なかなか解答としての正解は得られないのかも…。 こういう国語独自の問題について石原千秋『秘伝 中学入試国語読解法』(新潮選書、一九九九年)において次のよ…

本日の難問

論説文で佐々木瑞枝「女の日本語 男の日本語」より。 北欧では狼は神話の中で終末論的イメージを持ってあらわれるようだ。 そう言えば子どもの頃に読んだグリム童話にも「赤頭巾ちゃん」とか「狼と七匹の子山羊」などがあった。(中略)狼はあまり良い役を与…