JFK

今日の続き。お立ち台がJFKそろい踏みで、ジェフ・ウィリアムス選手がJFKという言葉を何回か言っていたが、実際に投げた順番は久保田智之投手−ウィリアムス投手−藤川球児投手で、順番だけ言えばKJFとなる。JFKが話題となった2005年も実際に投げる順番は藤川−ウィリアムス−久保田という順番だったので一部ではFJKという言い方もされていたが、KJFにせよ、FJKにせよ、単にイニシャルを並べるだけでは意味がないのだ。ウィリアムス投手がJFKにこだわるのは、それがジョン・F・ケネディ元大統領のイニシャルだからだ。これは一種の語呂合わせであって、無意味なアルファベットを並べたものではない。小泉純一郎元総理・加藤紘一元幹事長・山崎拓自民党副総裁をまとめてYKKと言っていたのも、YKKという並び自体に企業名があったから面白いし、当人達もYKKとはしゃいでいたのであって、これがKKYならば、そもそもそういう略称をしなかったであろう。KYKならば意味があるが。もちろん当時のマスコミもKKYなどとは変えなかった。YKKが単にイニシャルを並べただけのものではないことを知っていたからである。KJFとか、FJKとか言っているマスコミはJFKの順番に託された意味を読み解けないのか。もしそうであれば嘆かわしい限りだが、JFKの意味合いを知らないはずはない、と思いたいし、そう信じている。私がここで書いていることが、まったくのお笑い草であることを切に望みたい。