続ついてねぇ

今日は壊れた眼鏡の修理。眼鏡のレンズを固定するところのネジが金属疲労でブチッと切れていた。ネジが真っ二つ、なんてそうそう見られるものではない。いや、びっくり。これが別府市内で起こった。まじ弱った。別府駅前の眼鏡屋で直してもらおうか、と思ったが、多分時間がない。とりあえず帰ってからのことだ、レンズ落とさないように細心の注意を払いながら帰る。
朝、起きたら目まいが。わたしは目まい持ちだ。三半規管がおかしいらしい。朝起きたら世界が私を中心に回っていることがたまにある。これが比喩的な意味であればよろこばしいのだが、体感的なものだから、気分が悪い。ぐるぐる回転する遊具に長い間乗って、おりた時に世界が回るでしょ?あれがずっと続く。こうなると数時間、ひどい時には数日苦しむ羽目になる。目の疲労から誘発されるのかな、と思っているが、今回は眼鏡の故障が原因に間違いない。
眼鏡屋に行く。今の眼鏡をあつらえたところだ。出す。「二日ほど預からせていただくことになりますが」おい、待て。私は眼鏡なしだと一メートル先の人間の見分けもつかないのだ。階段を下りることもできない。車が近づいていても距離感がつかめない。要するに私は眼鏡がないと外出できないのだ。これから仕事、というのにどうしろ、というのだ。そもそも家に帰ることも不可能だ。店員、眼鏡かけていないからわからんだろうが、眼鏡を預かる、という発想がわからん。
で、それは無理であることを告げ、眼鏡をこの場で購入することに決す。背に腹は代えられない。フレームだけだからなんとかなるだろう。私のレンズはばか高くて六万円はする。そこそこ高いものを選ばないと牛乳瓶の底になる。そもそも重たい。だから薄くても度のきついものにする。ところが、特注になるので明日まで待て、だとさ。レンズの再利用はできないのか。そもそも眼鏡没収とはオレに氏ね、と言っておるのか。
もういいです、何とかします、と店を出ようとした。我慢するしか私にはない。ただ最後のお願いで何とか応急処置だけでもお願いした。フレームに傷が付くがよいか、ということだった。異存はない。30分で応急処置ができた。新しいネジできっちり固定されている。何だ、やりゃできるやん。何で数日のお預かりが必要なんだよ。とりあえずよかった。