日記

今日は昼から仕事。電車の中でネクタイ締めているヤツは3人しかいないぞ。多分。運転士と車掌と私。受験生に正月はない。私にも正月はない。6年生に地理を教える。もともと社会の教師だったので、社会はお手の物だ。まだ都道府県覚えてないやつがいる。とにかくそれを覚えないことにはどうしようもない。何をさておいても覚えろ、と言い渡す。明日そいつ掴まえて聞いて見るつもりだが、覚えてこない、に1000点。
ついでに愚痴ると、受験参考書って、なんであんなにいい加減なんだ。グラフが読めていないままで出題するから、問題がめちゃくちゃだ。一応プロだろ?だいたい「津軽山」って何だよ。聞いたことないよ。津軽富士と勘違いしていないか。
明日は歴史。本職が歴史学なので教えやすいか、というとそうでもない。本職だから却って教えにくい。教科書のはちゃめちゃぶりが目に付くのだ。前にも書いたが、受験参考書の電波ぶりは、学校の比ではない。「新しい歴史教科書」の出鱈目ぶり(イデオロギーではなく、実証面)が話題になるが、比べ物にならない。全ての学校の教科書がすばらしく見える。そんなクソみたいな教材で教えるのは、はっきりいって苦痛。