麦飯石

ベタ水槽(というかビン)に麦飯石の破片を数粒入れておいた。翌朝、ガラス面の水面部についていた泡がない。確かに浄化作用はあるのだろう。ろ過器のかわりになっているのかもしれない。多孔質なため瀘材としても結構優秀といわれる麦飯石だが、ベタのビン飼育には必須かも知れない。ついでに調子に乗って酸素を出す石も考えたが、どうも過酸化カルシウムを水と反応させて過酸化水素水と消石灰を作り出すようで、過酸化水素がさらに酸素と水に分解する、という形で酸素を供給するもののようだ。副産物として出る消石灰が水槽内の水を若干アルカリ性に傾けそうな気がするので、とりあえず回避。ちなみにググってみて出てくるトラブルの例を検証してみたが、基本的に飼育者の管理不行き届きだ。金魚すくいですくってきた金魚を一晩袋の中に放置して、翌日水槽を買いに行ってセットして、その中に酸素の出る石を入れたら金魚が死んだ、というトラブル事例など、酸素の出る石など関係なく、金魚に対する虐待行為ではないか。それで極限まで弱った黒デメキン(丸形金魚なので普通の魚よりも弱い)が酸素の出る石を入れて翌日に死んだ、というのは完全に自分の不行き届きを棚上げして「こんな石売るんじゃない!」というのは完全に事実に反した形での誹謗中傷だ。ブログはこわいな、と改めて思った。他山の石としよう。