九州

毎週日帰りで九州にバイトに行っている。往復十時間かけて仕事は4時間ほど。そのうち金になるのは正味3時間10分。これで日当2万円。あまり収入にはならないが、断れないバイト。
先日ひどい目に遭った。山陰線が電車故障のため電車が大幅遅延。タクシーでぎりぎり間に合った。電車の早さを再確認。のぞみ1号で小倉へ。N700だが、確かに座席が少し幅が広くなった点と、それまでのぞみ1号につかわれていた500系と比べると足下が広くなった点は、肥満体の私には朗報だが、いささか造りがチャチな印象をもった。小倉に着くと人身事故の英領でソニック13号がいつ来るかわからない状態。後続のソニック15号を小倉始発で仕立てて運転するからそちらで行ってくれ、とのこと。案内が遅い。何分遅れるのかを早く行ってくれないと判断のしようがない。聞くと40数分。聞かないと教えてくれないところに問題がある。ソニック15号に乗るため、ホームに向かうとすでに長蛇の列。最後尾に並んでいると何人かが割り込み。どつくで、ほんま。それでも窓際確保。あれだけ並んでいても問題はないってことだ。考えればソニック用の883系は一両60人以上は座れるわけで、30人も並べばかなりの列にはなる。
一仕事終わって帰り。ソニック大分県北部の局地的豪雨で遅れる。のぞみ56号への接続時間は7分。基本的にかなりタイト。少しでも遅れるとやばい。6分遅れ。のぞみはソニックを待つ、ということで安心する。小倉駅エスカレータ。老人が並んでのんびり立っている。どつくで、ほんま。と思っていそうなリーマン連中が何とか割り込んで抜かしていく。私もそのリーマン連中の一人。ソニックが遅れると決まってエスカレータに並んでのんびり構えている老人を見る。関西人がイラチなのか、老人がのんびりしているのか。多分前者だろう。どうもエスカレータは片側を空けて乗るものではないらしい。エスカレータメーカーに依れば。
のぞみは6分遅れで発車。のぞみのすごいのはその6分を取り返したことだ。岡山で遅れると全く回復できないから、多分徳山駅の大カーブでの速度制限を上手く利用しているのだろう。岡山ではすでに取り返していた。広島では少し遅れている感じだったから、もう一つの回復場所はどこだろうか。
京都に着くと山陰線がの到着が少し遅れているが、折り返しの時間がかなりあるから大丈夫だろう、と思っていたら甘かった。次発の電車が入線しないと発車できない。次発の電車は京キトから出しているはずだから、遅れはない、と高をくくっていたら、しっかり遅れやがった。東京行の銀河が10分遅れている、という情報は流されていたから、そのあおりだろう。
結局時間通りに動いていたのは新幹線だけ。しかも遅れの原因が全て違う、というきわめてアンラッキーな日であった。