ネットブックのレビュー1

使い始めて四日目。軽さとほどほどの小ささをいかして現在大活躍中。電車の中で使うのにはぴったり。使っていても隣席の人に迷惑をかけない。もし隣席の人が何かしら迷惑を感じている、とすれば、私の横幅の大きさが原因であって、キーボードを操作する私の肘が隣の人にあたっているわけではない。これがMacBookProならばそうはいかない。本体の大きさが私の体を飛び出して隣にまで侵入する。隣に人が座った場合、使用はあきらめなければならない。まあ隣の人の迷惑など「そんなの関係ねぇ」と居直れば使えないでもないが。しかも持っていると肩に食い込む重さ。はっきりいっていやになる。ネットブックは軽いので持っていることを意識しない。今のところは。さらに匡体が艶消しなので、傷が目立たない、ような気がする。アルミのMacBookProは格好がよいだけに傷がつけばかなり悲しかった。エプソンネットブックははっきりいってダサいのでそれほど気にしなくてもいい。キーボードの打ち心地も少しパシャパシャとした安っぽい音がするが、キーストロークはしっかりしていて十分使える。
今のところ用途は法律のお勉強のテキストをレジュメ化している。やはりレジュメを作るつもりでまとめると頭に入ってくる。それをブログにアップすれば、アドバイスもいただけて一石二鳥。法律のお勉強の専用機という感じになっている。変換用の辞書の存在が大きい。何しろ鎌倉幕府の将軍、執権、主要な役職者、室町幕府の将軍、主要な管領守護大名、鎌倉・室町期の主要な公家の名前が一発変換されるのは大きい。それだけの辞書用の単語を再度登録するのは面倒くさい。
こういうように用途をしぼるとXPでも構わない、というか、マックでいえばMacOSXなどいらない、と言って過言ではない。私の好みは今でもワードパーフェクト3.1である。あとは講義レジュメの大半をアップルワークスで作っている。ワードパーフェクトは今では存在しなくなって久しいので、MacOSXに対応していない。アップルワークスもなくなってインテルマック上では動くことは動くが、一応PowerPC用のアプリなので、本来インテルマックで使うべきものではない。ウィンドウズビスタが使えないことを云々する意見もあるようだが、自分の用途を分かっていれば問題ではない。という、ある意味きわめて平凡な感想しか今のところ持っていない。もう少し使い込めば何らかの言い分は出てくるだろう。