2015-01-04から1日間の記事一覧

対訳『椿葉記』17

准后の若公、梶井門跡へ入室ありしを取返し申され、愛子にて、いとはなやかにもてなされしほどに、此行幸にも舞御覧色々の御あそびどもにさふらはれて、色花にてぞありし。其四月に内裏にて元服して義嗣と名のらる。親王御元服の準拠なるよしきこえし。御兄…