苦手科目

苦手科目は誰にもあると思う。
小学校時代、苦手は国語(!)と算数だった。体育は論外。得意科目は家庭科(!)と理科と社会。こういう子供は注意する必要がある。中学校に行くと社会も理科も低下するのだ。ちなみに漢字が全くパーだった。何回0点とったか。国語教師としてはっきり言っておく。漢字は本人の努力だ。漢字がダメなヤツはたるんでおる。ごめんなさい。たるんでました。っていうかいまだにたるんでいます。「新潟」という漢字を正しく書けるようになったのは生徒に指摘されたからです。他に「厳しい」「海」など怪しい物だらけ。まずいです。書き順めちゃくちゃ。いつも「突っ込むな」と言い渡しております。受験専門塾ですから、そういうところガキどももしっかりしてるわ。(決して真似しないように。私も鋭意努力中です)。
中学校の社会も理科も、国語・算数という基礎科目をおろそかにして高得点をとれるほど、世の中甘くない。
中学校では案の定理科が急降下。第二分野(生物・地学)ではよいのだが、第一分野の点がひどくなった。数学になって少しましになったかな、とは思うが結局伸び切らず、国語はまあまあ、社会は歴史はよいが、公民がダメ、という典型的なオタクで、成績不振者のパターン。
高校には地元の公立高校。上位1/3の成績、というと「いいやん」という反応が帰ってきそうだが、そこの高校、大学に進学するのは上位1/4なので、私と同じ成績の人はあまり大学にいかない、ということだ。
特にすさまじかったのが数学。で、もともとあまりよくないのだが、中学校時代の数学の先生はよい先生で、高校の先生が何を言っているのかわからない先生だった。大体黒板に向かってひたすらしゃべり続ける先生の授業は聞くに耐えない。これで因数分解が分からなくなった。さすがに一〇〇点満点で5点を取った時には素で引きました。平均点は五〇点だったようで、担任の先生が家に飛んできました。先生ごめんなさいm(_ _)m。もちろん赤点。本当に赤いボールペンで評点が書いてあった。
現役予備校に通っていたが、高校三年の時の一年間の数学の総得点は六点!ちなみにテストは七回あった。一回あたりの平均点は一点未満。一旦悪くなると、もうどうにも止まらない♪
高校三年の選択科目には参った。体育・食物・音楽・美術・工芸・確率統計。数人の男子生徒で集まって相談したよ。「どうする?」って。食物か確率統計か。他の科目はかなりハイレベルなもの。要するに高校はいいたいわけだ。男はみんな確率統計を取れ、と。確かに男が数人食物をとっても気持ち悪がられるだけだよな、と思って、確率統計を取りました。はい。これがイケメンならばいいけど、どう考えてもデブ男数人組だったし。授業も脱力。先生怒る怒る。「やる気がないんだったら、はじめっから取らなければいいんですよ!」全く正論。しかしこれしか選択肢がなかった。先生、ごめんなさい。