JRの対応について

「列車の遅れに対し、特にうるさかったのではないか」と問われ、「それはありません」。でも最初っから遅れるようなダイヤを作っていたのは事実だ。でなければ、あんなに遅れが頻発するわけはない。繰り返すが、余裕時分の少なさが原因であることは疑いない。余裕時分を削ってスピードをかせぐ手法が、今回の事故の根本原因だ。遅れに対するペナルティがあったのかどうかは、私は知らないので言及は避けるが、東西線直通快速に関しては、影響が多方面にわたるので、「特にうるさかった」とは言えないまでも、プレッシャーはあっただろうことは容易に想像できる。遅れたことに関するペナルティに関して報道で何も触れられないのは、そんなものはそもそも実在しないのだろうか。定時運行に関する意識がどのようなものであったかが、問われなければならない。しかしそもそも余裕時分のなさが一番の問題だ。
追記
極端な人員減らしが安全性に影響を与えていないか、という質問にもJR側は「それはない」と否定したという。あくまでも会社の体質に原因があるとは認めないつもりだな。しかしこれが特殊なありえない事故ではなく、いつでも起こりうる事故であることはもはや明白だ。問題点をJRは直視しないと、再び大惨事が起こる可能性は消えない。特殊な事例として片づけることだけは阻止しなければならない。
しかし来週もJRに乗って長駆大分だ。またのぞみは遅れるだろう。