畏くも陛下は

教育委員会として本当にご苦労様でした」(陛下)「はい。一生懸命がんばっております」(米長邦雄さん)「どうですか」(陛下)「日本中の学校に国旗を 掲げて、国歌を斉唱させる というのが私の仕事でございます」(米長邦雄さん)「ああそうですか」(陛下)「今、がんばっております」(米長邦雄さん)「やはり、あのあれですね。 強制になるということ でないことがね。 望ましいと」(陛下)「本当にすばらしいお言葉 いただきましてありがとう ございました」(米長邦雄さん)「どうぞ元気で」(陛下)

「世界の国々が国旗国歌を持っており、国旗国歌を重んじることを学校で教えることは、大切な事だと思います。国旗国歌は国を象徴するものと考えられ、それらに対する国民の気持ちが大事にされなければなりません。オリンピックでは優勝選手が日章旗を持って、ウイニングランをする姿が見られます。選手の喜びの表情の中には、強制された姿はありません。国旗国歌については、国民一人ひとりの中で考えられていくことが、望ましいと考えます。」

余計な論評は差し控えよう。言葉のままに読み取れば、おのずと意は通ずるはず。法務大臣都知事みたいに発言をねじまげて論評するような、一人の人間に対して無礼な真似は、私はしたくない。*1

*1:多分都知事や法相はひとりの人格としてこの人を尊重していないのだ。自分に都合のよい道具としか思っていないのだろう