受験生である以前に人間だ

言い古された物言いで、自分で書いていて恥ずかしい。しかし私の趣味の一つであるアクアリウムの雑誌の投稿欄ですごいことを書いている人がいるのだ。いわく受験なので世話が出来ない。
これ、問題だと思う。世話、と言っても、基本的には換水だ。換水にそんな手がかかるか?せいぜい小一時間ではないか。その受験生は小一時間すら休憩時間のないタイトな受験生活を送っているのか?あり得ないだろう。仮にそのような無理な時間で勉強しているのであれば、はっきり言っておきたい。止めておきなさい、と。続かない。もし続いたとしても大学に入ってから使い物にならなくなる。というよりもそういう人はいつ飯を食って、風呂入って、寝ているのだ。その時間を少し削って自分が世話している魚の世話をするのは当然である。もしそれが出来ないのであれば、そもそも魚を飼うべきではなかったのだ。
親の理解が得られない?勉強のスケジュールを親に規制されている段階で失格だ。自分の勉強スケジュールくらい自分で決めろ。親を説得するべきだ。自分はこういうスケジュールでやるから安心してくれ、と。これくらいの交渉事が出来ない受験生が、まともな受験生活を送れるはずがない。