語学って難しい

先程も書いた通り、語学は苦手だ*1。一応大学では第一外国語・第二外国語を取るのだが、単位を落としたことはないのだが、出席点だけで通したような体たらくだ。特に第二外国語の中国語はだめだ。日本史の研究のために必要なのは古文書だが、これも苦手だ。あのぐねぐねの崩し字は読めん。大学院の修士課程の入試には英語と古文書があるのだが、指導教授には「君、中世史だろう。もっと読めよ」と言われた。読めりゃ苦労いらねえよ。しかも「帰国子女の割りにはよくないぞ」とも言われた。ああ、そう。帰国子女だからまだ読めてるんだよ、多分。
大学院時代は当然苦労した。古文書学。他大学から来た大物教授が講師。よ、読めない。(自粛)大学の恥さらしだ・・・。「これだけ筆跡を追えたらすぐ読めるようになるよ」と慰めていただいた。フォローありがとうございます。
博士課程入試。中国語とは名ばかりの漢文。高校までの知識があれば何とかなるはず。まして史学科の院修了だ。ありゃありゃ。読めねえ。面接で叱られた。うむ。
文書調査。読めない。近くにいた先輩に聞く。文書読解の天才と言われた人だ。「わからんなあ」数人エキスパートが集まっても読めなかった。よかった。
院のゼミ。原書で講読。ふざけてんじゃねえや。全く読めねえよ。一晩徹夜で担当部分を読んだが、結局分からんまま。朝後輩に聞く。15分ほどで「だいたい読めました」と言ってくる。やる気なくなるよ。まじで。

*1:語学だけではない。いろいろある。数学が一番ダメ。