下流社会

三浦展下流社会』を読んでいる。読んで一つ確実に言える事がある。私は下流だ。12のチェックポイント中、10も当たっていたら、立派な「下流」だ。
下流度チェック。半分以上当てはまるものがあればかなり「下流的」らしい。
1 年収が年齢の10倍未満だ→はい、10倍未満です。
2 その日その日を気楽に行きたいと思う→はい。だからこの職業を選びました。
3 自分らしく生きるのがよいと思う→はい。だからこの職業を(以下ry)
4 好きなことだけして生きたい→はい。以下同文。
5 面倒くさがり、だらしない、出不精→はい。だからデブ症になりました。
6 一人でいるのが好きだ→はい。二人でいるのも好きですが。
7 地味で目立たない性格だ→はい。自分ではそう思います。え〜っ!!!という声も。
8 ファッションは自分流である→はい。自分流というよりこだわりがない、というべきか。
9 食べることが面倒くさいと思うことがある→いいえ。食べることと寝ることだけが楽しみ
10 お菓子やファーストフードをよく食べる→いいえ、最近たべません。昨日は松屋だが。
11 一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある→はい。
12 未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)→いいえ。
いやあ、私は立派な下流です。
社会の下流化にパンチを浴びせる「ドラゴン桜」、ということで、三浦氏の「ドラゴン桜」論を見ていきたい。

東大に入れるかどうかは先天的な能力の差ではなく、挨拶をするとか、脱いだ靴を揃えるといった当たり前の生活態度が基礎にあり、その上で問題をテキパキと解いていくことが重要だと主張する。まさに、社会の下流化にパンチを浴びせる傑作である。

いや、その通りです。下流に属する塾講師が言うのも変だが、まさに。
それを実感する例を挙げて置こう。塾の保護者の話だ。私の塾の生徒の親に野球解説者がいる。その解説者は言葉遣いがぞんざいで、態度がでかい、という感じの某解説者だ。その人が時々塾に子供の食事を届けに来るが、テレビでの顔とは違って、非常に折り目正しい人なのだ。
これをわざわざ述べたのは、昨日のエントリに関連するかな、と思ったからだ。社会の下流化と「反中・嫌韓」は密接な関連がある、ということだ。