アイドルの喫煙

私にとってアイドルとは石川秀美である。だから今どきのアイドルは知らない。石川秀美は引退したので、堀ちえみを見る機会が多いので応援している。ちなみに堀ちえみのいとこと中学時代同級生だった。堀ちえみを見ると、そいつと下品な替え歌を作っていたことを懐かしく思い出す。
某アイドルが喫煙して週刊誌に取られたそうな。どうでもいい話なのだが、思い出したことがあるのでひとくさり。
杉浦幸はものすごいスケバン(死語)だったらしい。つっぱっていた(死語)らしいが、アイドルとしての売りは「一億人の妹」だったけか。だから苦労した、という暴露話をしていた。反対が中森明菜で、少女Aで売れたので「ツッパリ少女」という売りだったのだが、それがいやでいやで、どうも本人は全く「ツッパリ」ではなかったようで、「セカンドラブ」が売れたことが一番嬉しかった、と言っていたことを思い出した。
ことほどかように自分の姿と自分の売りのギャップに苦しむものなのだ。堀ちえみは布川敏和とのロケ中、自分の歌を歌っている時涙を流していた。つらかったアイドルの日々を思い出したらしい。
だから(自主規制)はばれないようにホニャララをホニャララなければならなかったのだ。仮に二十歳になっていたとしても、彼女がたばこを吸うのはご法度だろう。杉浦幸がすごんでいたり、中森明菜が暗かったり、若き小泉今日子が焼肉が好きだったりするのと同じだ。ちなみに小泉今日子は「好きなもの」の項目に「焼肉」と書いたら「いちご」と捏造されたようなものだ。
メディアのイメージ操作はすごくて、田中秀太内野手がトレード志願をした時、後輩の結婚式に出席していてほろよい加減だった金本知憲外野手が「秀太をとる球団あるんか」とネタをかましたところ、スポーツ新聞各紙が「アニキ激怒」とか「秀太を叱る」とか書かれてキレたことがあった。「見る見る顔が赤くなった」って多分アルコールのせいだろう。それを「怒り」と書かれたことに怒ったのだ。結局金本外野手は数ヶ月取材拒否をしていた。アスリートにすらそういう過酷なイメージ操作が為されるのだ。
アイドルの場合それは仕事だろう。清原和博内野手は「番長」とされ、下品な人間と書かれた週刊誌の記事についてテレビで「あれ。おもろいですね」と答えていたが。それくらいのサービス精神をアイドルは持つべきだろう。
まあ私は辻希美と(未成年のため自主規制)の区別があまりつかないヤツが書いても説得力ゼロなのは哀しいところだが。最近つくようになったけど。太い方だよな?