うーむ

今日は三年生の第一回授業。厳しいのが入ってきた。漢字テスト。「習っていないから書けない」と言ってきた。「書ける漢字少しはあるやろ」と言ってやったら、一旦は席に戻ったが、すぐに「今まで外国にいたけん、書けん」と言い張る。結局一文字も書かずに提出。塾長に確認すると、あらかじめテキストを渡して、範囲も教えて、予習するように言っているのだそうだ。だから当然予習してきているはず。しかも「読み」だ。読めないはずはない。外国に行っていたと言い条、日本語は全く問題ないのだから。単に「外国行っていた」というのは逃げ口上だろう。本来予習をやらせるのは親の役目でもある。親はまさか何もしないで座っていたら成績が上がるとでも思っていないだろうな、と心配してしまう。こちらが提示した家庭学習くらいこなさないと、成績が上がるわけはないではないか。学校の宿題すらやったことのない私がいうのだから、間違いはない。宿題をやらない生徒が、成績が上るわけはないのだ。実験済みだ。*1

*1:私の小学校時代の成績はぼろぼろだった。理由はいろいろ考えられるが、宿題をやらないのと、忘れ物が多いのと、整理整頓が全く出来ない、という条件が整っているので、当然の帰結だ。成績が上がりはじめたのは浪人してからだ。遅すぎる。というわけで、子どもの成績を上げたいならば、小学校の頃から宿題と忘れ物と整理整頓はきちんとしつけましょう。