阪神2−広島2

オクスプリング続投だっただろうな。解説の池田親興氏と田尾安志氏も言っていたが。ただ岡田彰布監督の考えを忖度すると、一刻も早くNFKの体制を整えたかったのだろう。八回に能見篤史投手、藤川球児投手が抑え、九回に久保田智之投手が抑える。これでチームの勝つパターンが確立される、はずだったのだ。しかし目論見は崩れた。能見投手は打たれ、藤川投手が失点した。阪神の模索は続くだろう。久保田投手に明るい材料が見られたが。
巨人は今日は捨てゲームだったはず。桑田真澄投手の為に一試合捨てた。もし桑田投手が抑えれば大きな戦力にもなるが、駄目元なのだろう。原辰徳監督の予想通り桑田投手は打たれた。しかしヤクルトはもっと不甲斐なかった。あっさり負け。桑田投手は使い物にならないことがわかったが、ゲームは勝った。この広いものは大きい。
中日は岩瀬仁紀投手の調子が上がってこない。阪神と同様に勝ちパターンの確立までは時間がかかるだろう。その間は巨人の好調が続くと思われる。
ヤクルトは阪神疲れだろう。昔巨人戦の次のカードはみんな悪かった。巨人戦で精も根も尽きるのだ。今は阪神が昔の巨人と化している。