古代史

聖徳太子が隋に対して「対等外交」を目指した、というのはガセだが、そういうことを教えてはいけない。いや、別に教えてもいいが、「ふぉー!!!」や「キレてないですよ」を教えるのと同じレベルで教えること。つまり入試には関係ない雑談だ。雑談イズフリーダム!大化の改新もガセ説もあるし、大和朝廷という言い方も正しくない、らしい。
逆に最近は「帰化人」という言い方はしない。「渡来人」が主流だ。しかし「帰化人」で出す学校もあるので。両方の言い方を教えておくのがポイントだ。
難しいのが史料問題と社会経済史。租庸調雑徭の整理、墾田永年私財法と三世一身法の違い、いくらでもある。藤原氏の問題も難関だ。結構覚える人間が多い。と言っても鎌足不比等道長・頼通を基本に良房と基経を押さえればいい。
文化問題が多いのも特徴だ。寺院の場所と宗派、関係人名を地理とからませて出題されるケースが多い。ちなみに比叡山延暦寺滋賀県にある、というのはお約束。