三年生

今年の三年生はすごい。国語の成績が上がらないため、今年から教科書を使うことになった。今まで使っていたプリントは提携塾から提供されたものだったが、楽しく勉強をする、という側面が強く、国語の読解力に資するかどうかは疑問だった。
○ページを開けるように指示しても、実際に開けているのは半分強。半分近くは別のページを開けたままぼーっとしている。中にはテキストを開けていないものも。要するに人の指示を聞くという習慣がついていないのだろう。例年数人はいるが、それは放置せざるを得ない。なぜなら集団指導では、その構成員一人一人が基本的生活習慣を付けていることが最低限の条件だからだ。基本的生活習慣が付いていないものが混ざると、その教育効果は著しく低下する。その数人に足を引っ張られるからだ。一人の指導者の言うことを守ることが集団指導の最低限の条件である。それができないのであれば、個別指導をせざるを得ない。
現在の三年生は個別指導塾に行くべき生徒が半分近くを占めていることになる。もしかしたら、優秀な生徒はみんなNとかHとかにとられてしまっているのか?そういえばしっかりしている生徒の半数は塾生の弟だった・・・。
ちなみに私が小学校の時に基本的生活習慣はほとんど身に付いていなかったことは、棚の上にダンクシュートだ。