わら人形論法

次はわら人形論法について考えたい。
わら人形論法とは「相手の「裏の意図」や「背景」を一方的に決めつけ、その「裏の意図」や「背景」を攻撃する論法のこと」。
三好長慶が好きだということは、あなたは反日反体制の左翼ですね」とか架空の敵を作り出してそれを攻撃する手法。相手の主張を論破するのではなく、勝手な解釈や勝手に作り出した相手の人物像を攻撃することで相手の主張を論破したかのような印象を作り出す論法である。
ここで問題がある。もしこれが私に対して投げつけられたものであれば、それはわら人形論法ではない、ということだ。私が「反日」はともかく「反体制の左翼」というのは、外れていない。しかしそれを言われたのは「かつてmixiで、『並み居るネット右翼の中でも、史上最悪のネット右翼』と罵られ、このブログでも『ネオナチ』とレッテルを貼られたこともある」はむはむ氏http://djungarian.jugem.jp/?eid=734#sequelである。この違いを押さえなければならない。架空と実在という条件の違いとはこういうことである。私に対する「反体制の左翼」というのは「実在」なのだ。しかしはむはむ氏に対する「反日反体制の左翼」というのは「架空」なのである。この点を混同するのは思考力が足りないからだ。
さらにはむはむ氏を攻撃するわら人形論法はやまず、はむはむ氏は「おれ、たったの一晩で、部落・左翼・在日認定されてしまったよ・・・orz」。さらに「『どうせお前、低学歴のニートなんだろ。バカのくせに私に意見するな』とマジギレしてきた。」とのこと。あとははむはむ氏のブログを参照いただきたい。
ここでわざわざはむはむ氏のブログを引用させていただいたのは、はむはむ氏に対する罵倒の中にわら人形論法の典型的な見本があるからだ。はむはむ氏自身も「反論に窮すると必ずこの手の罵倒をしてくる。ほとんどワンパターン化しているんだが・・・ww」と苦笑いしていらっしゃるが。「部落・左翼・在日認定」「低学歴のニート」、これに「工作員」「○○の手先」を加えればわら人形論法の見本市はほぼ完成する。