JFK

今ぶっすぽを見ていたら、広澤克実氏がFJKというのを言い出し、その三日後にスポーツ紙にJFKが出た、という話をしていた。私が仄聞した範囲では考案者はジェフ・ウィリアムス投手らしい。そしてウィリアムス投手が言った以上、JFKとは明らかにジョン・F・ケネディ元大統領になぞらえたものにほかなるまい。まあウィリアムス投手はオーストラリア国籍だが。JFKはケネディと無関係ではあるまい。FJKとJFKでは全く意味が違うのである。FJKやYFKはただ字を羅列しただけ。JFKは字を並べた上にそれが意味を持つ、という点で全く異なるのである。
広澤氏が赤松真人外野手、林威助(リンウェイツウ)外野手、喜田剛内野手を「ARK」と名付けた時にその寓意はわかっているのかな、と思ったのだが。なぜならALK(林選手のローマ字表記はLIN)とせずにあえてARKとしたところに寓意を感じたからである。ALKはただの字の羅列である。ARKならば意味がある。
JFKにはそういう意味がある。SHE(桟原将司投手、橋本健太郎投手、江草仁貴投手)も意味がある。これをHSEとかEHSとかではかなり感じが違うと思うのだが。
かつてYKKと言うのがあった。山崎拓加藤紘一小泉純一郎の三氏である。派閥も政治信条も異なる三人が反経世会で連帯したことを指しているのだが、これがKKYであれば定着しなかっただろう。KYKならば豚カツ屋か。今やYKKもばらばらだが。