根来氏の声

今回の問題に関する根来氏の声を集めておく。同じ発言でも新聞社によって少しずつ違うからである。上のエントリでの根来氏の声はスポニチであり、これを見る限り根来氏は完全に当事者能力を失っているとしか言い様がないが、実際はどうなのか。コミッショナーが一球団の意向を代行するようでは、日本のプロ野球に未来は完全にない、と思うしかないが、そのようなことは杞憂であると思いたい真理もある。

「廃止の方向はあっという間に決まった。ただ、新しい制度を半年で決めるのは難しい。今年は従来方式でやり、来年3月までに新しい制度を考えればいいのではないか。来年は必ず廃止する。私は少数意見の方と同じでした。制度は十分検討すべき。勢いに流されてはいけない。私は議論をリードする立場にないが、議論を聞いていても煮詰まってはいなかった」。(ニッカン)
「新しく制度をつくるときには十分研究してやらないといけない。勢いで流されてはいけない。ほかの制度とも整合性を持たせてやっていかないといけない」(スポーツ報知)(産経新聞)(毎日新聞
「議論は堂々巡りだった。溝が深すぎる」(産経新聞
「僕は理屈の世界に生きてきた人間。勢いに流されるのではなく、制度を十分に研究してからの方がいい」(朝日新聞
「右と左と意見はだいぶ分かれており、秋までにきちっとした制度を作って実行するのは難しいのではないか」(読売新聞)
「世間の風や勢いに流されて理屈を見失ってはいけない。来年3月まで審議を続け、今年は暫定的に従来方式でどうか」(スポーツニッポン
「今年は(希望枠を)使わないことを12球団で表明したらどうか」(サンスポ)