5月27日

阪神4−1西武
中一日で甲子園。今回は外野席。一番端っこ。通路があるからラッキーと思ったら、通路がない所だった。これは厳しい。しかも狭い。外野席で観戦するには強靭な肉体と精神力が必要だ。ヘタレの私には無理と悟った。
試合内容は石井一久投手をどう打ち崩すか。阪神はヤクルト時代の石井投手にめっぽう弱かった。今回はどうか、と思っていたが、双方とも貧打。西武が石井投手のタイムリーでやっと一点をとると、阪神は石井投手の負傷退場に乗じて一気に4点。最後は藤川球児投手の胸のすく投球で終わり。
藤川投手の投球だが、二人に立て続けに安打を打たれた後、目が覚めたかのように三者連続三球三振。記事などでは藤川投手がいろいろ試している、ということになっているが、やはり精神的なものが大きい気がしてならない。いずれにせよ阪神金本知憲選手と藤川投手に頼り切りなので、ここが命運を分ける。
その意味ではこの日は金本選手が全くタイミングが合わず、ストライクゾーンも審判とずれていて、三振が続いた後、死球で出塁と打点をあげるのがやっと。こういう日もある。むしろこういう日にいかに勝てるかが阪神のテーマの一つだろう。その意味ではよい試合だった、と言い得るだろう。