阪神3ー2ヤクルト
結果だけを見ると非常にいい試合。そのことに全く異論はない。
下柳剛投手の好投。青木宣親中堅手の先頭打者本塁打と相川亮二捕手の本塁打の二点に抑え、関本賢太郎選手の代打勝ち越し本塁打で勝利。渡辺亮投手、久保田智之投手、藤川球児投手と無失点救援。ヒーローインタビューもよかった。
しかし改めて四番の存在を思い知らされた試合でもあった。ヤクルトはアーロン・ガイエル右翼手。打率は一割を切っている。阪神は新井貴浩三塁手。打率はそこそこ残しているが、今日に関して言えば安打が先頭打者のところで、好機にはことごとく凡退。あそこで打っておけば、というのが何回かあった。また阪神ファンはそういうときにプレッシャーをかける。久保田投手の登板の時もそうだ。ため息と怒号。もう少し信頼してやれ、と思うが、ファンの気持ちがものすごくわかる。後押しをするような応援をしようと応援団は必死なのだが、球場全体の雰囲気がそうなってしまっている。