京阪2000系

スティーブ・ジョブス氏が亡くなった日に何だが、特にマカーである私が何も言わないのは何だが、京阪2000系入手。
京阪は何せNゲージ製品にめぐまれない代表と言われてきた。
1980年代初頭にエンドウから3000系と5000系が出ていたが、真鍮製なのでものすごく値段が高い。中学生の手に負える代物ではなかった。阪急もエンドウやシナノマイクロから2800系や3000系が出ていたが、エンドウ製品は18m、シナノマイクロ製は20mと少しずれている。19mというニッチな製品はなかったのだ。
それはともかく、次に売り出されたのがGM製の「京阪小型車」という製品。キットなので手に負えなかった。260型後期車、300型、350型も作れるが、メインは500型と600型。個人的には260型か300型のそれもタンジェリンオレンジとカーマインのいわゆる京阪特急色に塗られたものが欲しかったし、それ専門のレイアウトもいいなぁ、と思っていたが、「それだけしか走れないって空しくないか?」と言われて、それもそうだな、と思った。もっとも現在は小型車しか走れないレイアウトを持っているが。
最近になってマイクロエースが京阪3000系、8000系、2200系、2600系を相次いで製品化し、GMも6000系、9000系、2400系、新3000系などを出していて、にわかに京阪が増えている。ただ鉄コレでは長い間なくて、今や長大編成など入手する経済的余裕もない身にとっては鉄コレが待たれていたものであった。一昨年1900系が出たときには早速買いに行って、ものすごく満足度も高かった。そして今回は2000系。やはり満足度は高い。京阪の鉄コレは個人的に好きだ。ヘッドライトが透明レンズをはめ込んでいるのがいい。車体色がレイアウトに映えるのもいい。
2000系を見ていると、子どもの時に2200系を一生懸命ボール紙で作っていたのを思い出した。次は京津線の260型初期車の京阪特急色がいいな。