2008-08-31から1日間の記事一覧

鎌倉時代の「陸奥守」北条宣時

北条宣時は大佛流北条朝直の子。大佛流は北条氏の中でももっとも傍流で、本来家格は最も低かった。時政の子の時房を祖とする家系で、義時の子孫よりも一段格下に置かれていたのである。しかし朝直は評定衆に上り、兄の佐介流北条時盛を抑えて時房流の嫡流の…

鎌倉時代の「陸奥守」北条業時

北条業時は極楽寺流北条重時の子。1241年に生まれ、1259年、19歳で弾正少弼を振り出しに左馬権頭、引付衆を経て1276年、36歳で評定衆、1277年には越後守、三番引付頭人、駿河守に転じ、1281年一番引付頭人になり、1283年長らく…