2012-07-25から1日間の記事一覧

一色藤長宛徳川家康書状

天正三年、足利義昭は徳川家康のところに行こうとしたらしい。 内々御床敷之処、酒井左衛門尉、石河伯耆守かたへ之音簡即遂被見候。然者無何事其国御滞在之由候。万々令察候。兼又不図此方へ可有御越之由候。何篇不可有無沙汰候間、必待入候。尚具両人可申候…

足利義教御内書と畠山満家書状

御内書には大名の添状がもれなく、なのかどうかは知らないが、ついてくるものだ。『上杉家文書』に収載の足利義教御内書を見てみる。 1 長尾上野入道無二心中候之由、連々聞及候。尤神妙、向後彌致忠節候様、尚々可被申付候。殊更太刀一腰遣之候。可被伝候也…