阪急風運輸省規格形

クロスポイントの地方私鉄クラシックを組み上げた。色を塗ってみた。やはり、というか非常に鈍重な印象。腰高ということを差し引いても深い屋根がその印象を強めている。戦前の阪神急行スタイルがいかに軽快なデザインか、改めて思った次第だ。宝塚線用の550形と京都線用の700形という運輸省規格形を見た時に、当時の印象記では「鈍重」と書かれていたが、その意味が改めてよくわかった。まあ京都線では重厚長大なデイ100が走っていたこともあり、どちらかと言えば貧弱、という印象だったようだが、宝塚線用の550形は特に920系を見慣れた目には「鈍重」としか見えなかったろうな、と思ってしまう。今はどこぞの戦後直後の運輸省規格形車両だが、これもナンバーを付ければ阪急臭くなるかな、と思っている。連結予定相手の阪急900形とは全く違う編成だが、バリエーションという意味では悪くないだろう。やはりものすごい違和感だが。