レイアウトの現状

半径140mmのミニカーブレールを使ったエンドレスに引き込み線二本のプランに、引き込み線部分にスイッチバック式の駅を付け、街コレですべてのストラクチャーをまかない、KATOのシーナリーセットを買って作り上げたレイアウト。私は美術的センスが全くないので、適当に作りやすい方法をやった結果できあがったレイアウトは・・・。
街コレも箱買いしたのは第4弾だけ。あと第1弾を二つ、第5弾を一つ買って適当に並べた。第1弾は時計店と郵便局。第5弾は駅前旅館。紙粘土でこねこねするのも、ましてプラスターを貼るのも、まして発泡スチロールをけずるのもいやなので、そう言った工作は一切なし。ただパウダーを撒き散らした。いろいろ考えるのも面倒なので、出たとこ勝負。
田んぼも畑もない。調子に乗ってコースターフをまきすぎたのだろう、草ぼうぼうの荒れ地が一面に広がっている。そこに駅前旅館がいきなり存在感。石造りの時計屋さんや日通の事務所、交番にレンガ造りの郵便局がわびしさを醸し出している。KATOのシーナリーセットをそのまま使ったためにかなり緑は深い。これはどう見てもさびれた街でしかない。駅前旅館が鰊御殿に見える。昔は結構にぎやかだったはずの街、しかし今はさびれた街、これができ上がったレイアウトだ。家並みが少ないのも問題だが、道路と駅と線路のかねあいで意外と建物が置けず、建物と線路の隙間はすべてコースターフをまいた荒れ地。だからさびれるのだ。
レイアウトを作る時の要件
年代、地域、季節
年代については街コレを使った段階でほぼ昭和30年代から40年代に決定。
地域は、どう考えても北海道になりそうな予感。平坦な荒れ地が茫漠と広がり、そこに街並みが雑然と並ぶ様子は、どう見ても北海道。ただ樹木の選択によってはどのようにでもなるだろう。ただ鰊御殿に見える駅前旅館を活かさない手はない。他の地域では特色を出すのにはもう一手間必要そうだ。
季節は夏。
ということで「鉄久鉄道」を構想。