学力調査

塾では成績の低いクラスにこそより多くの力を傾注する必要がある。成績のいいクラスは勝手にやる。成績の低いクラスは丁寧に見てやらないと絶対に勉強しない。
以前いた塾では成績の低いクラスに元教員のベテランを配置し、成績上位クラスには学生を配置していた。今の塾では学生はいないが、人数を変えている。下位クラスほど人数を少なくする。上位クラスには詰め込む。
今の学力調査が胡散臭く思えるのは、学力が優れている方により資金や優秀な人材を派遣しかねない雰囲気があったからだ。実際には渡海文科相は「必要に応じて加配という制度もあり、非常勤の先生を配置することもできる。そういうメニューを通じて、支援することが出来る」といっているので、杞憂であろう。もし成績不振の学校にこそ予算を傾注する目的で学力調査を行なうのであれば、それはそれなりに有意義だろうとは思う。