架線柱他

今日は「昭和の鉄道模型をつくる」の今まで来た分の仮貼りを行う。レールは一昨日固定した。トンネルも一昨日固定。いずれも一応富士急3100形(鉄コレ)は通過できるようにはしてある。キハ22(トミックス)は一応通過したが、キハ22は富士急3100形よりも幅が広いので、かなりあやしい。
キハ8000が再生産ということで、予約を入れたが、キハ8000(マイクロエース)はキハ22よりも一回り小さい車両なので何とか走れるかな、と期待。キハ22とほぼ同じ大きさと思われるキハ55が全長/全幅/がそれぞれ21,300/2,928(単位はmm)に対して、キハ8000は19,730/2,730、キハ8200は20,730/2,710となっている。名鉄枇杷島付近に急カーブがあり、また犬山橋が自動車と併用であったこともあり、車両限界がかなり厳しかったようだ。
問題は架線柱。実は富士急3100形は引っかかる。内側は車体の真ん中が、外側は車体の端っこがそれぞれ引っかかるのだ。富士急3100で引っかかるのであれば、名鉄キハ8000もひっかかるだろうな。ちなみに富士急とほぼ同じ大きさとおぼしき秩父鉄道300形の寸法は20,000/2870ということで、名鉄キハ8000よりは大きいから意外といけるかも。阪急は19,000/2,750(1010系の場合)なので、これが大丈夫だったらキハ8000も大丈夫だろう。
とつらつら考えてみたが、そもそもスケールオーバーとかそういう問題を完全に忘れていた。スケールぴったり、などということはないはずなので、結論は「走らせてみないとわからない」である。富士急3100形の場合は、トンネルと駅舎とタクシー営業所などレールに関係のあるストラクチャーはほぼセーフだが、架線柱だけが苦しい。附属の架線柱が門形なので、外と内の両方が触れてしまうのかも知れない。片側だけの架線柱であれば、カーブに設置しても問題はないだろう。38巻には両方のタイプが付いてくるのだが、少し入れ替えて、カーブのところに片側だけの架線柱を設置してしまおうか、と思っている。写真を見る限りでは、片側の架線柱は、門形の架線柱の片方を切り落としたものみたいだし。