野原交通面影橋駅

「昭和の鉄道模型をつくる」のレイアウトはポイントが一個しかない。あのスペースに少し変化をつけたレール配置をすれば、当然制約が大きくなり、さらにストラクチャーの密度を上げてあるので、ポイントは一個が限界だろう、というのは事実である。ただポイントが一個では、レイアウト上に列車を一つしかおけない。もう一つ列車を置こうとすれば、引き込み線は二ついる。もしくは待避線を作る必要がある。
結局小さなレイアウトである以上、二つの列車をレイアウト上に用意して運転を楽しむ、というのは諦めざるを得ないのだが、もう一つ問題がある。それは駅である。「昭和の鉄道模型をつくる」で採用しているストラクチャーは、街コレなのだが、そのホームは島式ホームである。つまりホームの両側に線路が敷設されるタイプなのだ。しかし「昭和の鉄道模型をつくる」では、ポイントを一つにしぼった結果、島式ホームの両側に線路を配置することが出来ず、片側のみに配置されている。線路のないもう片側の方は、線番を示す札が空欄のまま残っている。しかも島式ホームのため、駅舎からは線路を挟んでホームに上がることになっている。何とも不自然なのだ。これを如何に合理化するか。
以下はフィクション。