喫茶店と魚屋到着

講談社からの直販で定期購読しているので、到着が二週間に一回となる。今日喫茶店の19号と魚屋の20号が到着。
恒例となった「喫茶店」の説明。

コーヒーに紅茶、ケーキと言う洋風甘味処である喫茶店には、凝ったスタイルの建物が以前は目についたものです。この喫茶店は2方向の道路に面した、イギリスや北欧でよく見かけられるハーフティンバーと呼ばれる構造のものです。柱・梁・筋交いなどの骨組みと白壁の対比が面白いのですが、実は壁に板を貼り付けただけの飾りもの。柱の通っていない1階の大きなガラズ窓を見れば、それが判ってしまいます。

なるほど。ただ「2方向の道路に面した、イギリスや北欧でよく見かけられるハーフティンバーと呼ばれる構造」」という書き方はいささか紛らわしい。これでは「2方向の道路に面した」という部分が「ハーフティンバーと呼ばれる構造」を修飾するように見えるのだ。「イギリスや北欧でよく見かけられるハーフティンバーと呼ばれる構造」という記述は明らかに「凝ったスタイル」を詳しく説明しているものなので、もう少し記述に改善が必要だろう。
この「喫茶店」は好評だった街コレ第3弾の中でも出色の出来で、内装まで細かく表現されている。人形を置くのも面白そうだ。ただこれだけ凝った内装なのだが、外の大きな窓ガラスを通してもあまり見えない。本文の説明では「屋根を接着せず、取り外せるようにしておくと、上から店内を覗いて楽しむことが出来る」とある。
魚屋の説明。

角地に建つ昔ながらの瓦屋根、押し縁下見坂(原文ママ)張り、出し桁造りの魚屋です。建物は古くても冷蔵ケースを備えつけ、近代化の努力がうかがえます。水がまかれた活気ある店先の表現には、プラスティックの桶や魚を運んできた木箱などの小道具は欠かせません。ついでに軒に吊るしたはかりや小銭入れのザルなども工夫して作ってみてはいかがでしょう。

「プラスティックの桶」ってどう見ても「プラスティックのバケツ」なんですけど。確かに「桶」なのだろうが、青いバケツだ。一瞬何か、と思った。
これも街コレ第3弾の中でも好評だったものらしい。確かに見ているだけで楽しめる。「喫茶店」や前号の「バー・寿司屋」は比較的モダンな建物で、今回の「魚屋」は古風な建物である。駅前広場には他に「八百屋」が来るようだが、駅前広場には古い建物が並び、裏の商店街には少しモダンな建物も混じる、という形になっている。駅が開業した当初は駅前の方に商店街が開発され、後に駅裏にも商店街が開け始め、駅の2番線が撤去され、さらに商店街が発展した、という感じになるだろう。島式のホームや、今も残る2番線の番線表示のあとなどは、かつてこの駅が終着駅として二線あったころの名残なのだ、と考えることも出来る。駅から駅裏へは駅を迂回するように石畳の歩道が整備され、それほど手間もかからずに行くこともできる。