増備計画

赤と白の鉄道「野原交通」よりも今は水色の鉄道「富井電鉄」にはまっている。スケールモデルフリーランスモデルの境界であるところが気に入る要因かも知れない。「野原交通」が厳しいのは、結局あちらこちらの鉄道の寄せ集めで、番号もばらばらで塗色もばらばらということで、架空鉄道としてはリアリティに欠けるところが、感情移入できなかった原因かも知れない。そこは開き直って架空鉄道に入れ込んだ方が感情移入はたやすい。しかし一つ問題があって、赤とクリームの塗り分けは、マスキングが難しい。特にウィンドシルとウィンドヘッダーのある旧型車両は意外とやりにくい。ただ経験はあって、大学生の頃にGMのクモハ51とクハ76をスカ色に塗り分けたことがある。ものすごく不器用で、しかもいいかげんな私でも会心の出来となった。テープを丁寧に貼ることを意識すれば意外と塗り分けもうまく行く。テープはマスキングテープを使うのが基本だが、意外といいのが普通のセロテープ。粘着力が強すぎて模型を傷つける可能性がある、ということに気をつければ、テープ際のにじみはでにくい。しかも透明なので切りやすい。
ただいつもいくとは限らないし、やはり塗り分けは二の足を踏む。その点水色一色はやりやすい。GMカラーを使えば、適当に塗ればそこそこの仕上がりにはなる。ミス色一色の電車を少し増やしてみよう、ということで、増備計画。
まずクモハ12005と共通運用の単行用電車。鉄コレ第6弾用ケースに、日車標準型車両の無塗装があるので、それを水色に塗る。バラ買いで買ってきた近江鉄道のクハを水色に塗ってクモハ1205と日車標準型車両の増結車とする。大井川鉄道312編成は下回りを長電か小田急の動力化のあまりを使って新性能化。クロスシートの急行用車両に。豊橋鉄道の1750も新性能化して二編成作る。どちらかが検査時にはクモハ14の編成が急行運用に入る。クモハ14が急行運用に入るとか、2両編成の車両が検査に入るとかした場合はクモハ12か日車標準型車両にクハを連結して二両編成の運用をまかなう。あと小田急1600型のクモハークハがあれば完全だ。水色一色は似合うと思う。
これで富井電鉄の車両は次のようになる。
クモハ11ークハ16 3扉ロングシート。普通用。
クモハ14ークハ16 クモハは2扉セミクロス。普通を主として急行にも。
小田急1600型 3扉ロング、クモハ11ークハ16編成と共通運用。
クモハ12 両運転台で閑散時の運用に入る。3扉ロング。
日車標準 両運転台で閑散時の運用。クモハ12と交代で運用に付く。
大井川モハ312ークハ512 2扉クロス。急行運用
豊橋1750編成 2扉クロス。急行運用。大井川と共通運用。
モ1030、モ1031(鶴見臨港) 3扉ロング、15m級。1030は閑散時の区間運転用、1031は機関車代用兼予備車。
モ1032(日鉄自動車)2扉ロング、12m級。閑散時の区間運転用。
という感じで、そこそこの規模の地方鉄道になってきたかも。またかよ(笑)。