「先生」の言葉

教師が不用意な言動で生徒の心を傷つける、ということが散見される。本人には悪意はなかったのだ。教師の言動でいじめが誘発されることすらある。教師は悪意はなかったとは言え、教師に責任はないとは言えない。教師は「先生」と呼ばれる。「先生」と呼ぶ側と呼ばれる側には非対称的な関係が存在する。非対称的な関係性にあることを自覚せずに自分の思ったことをそのまま口にすることは、「先生」としての資質が問われることである。自戒しなければならない。