投資信託追加

追加、と言っても新しいものではなく、今まで買った投資信託を買い増し。今までばらばらだった金額をそろえた。4つの投資信託に11万円ずつ。先進国債券タイプとロシア株式タイプとブラジル株式タイプとバランス型。新興国の株式タイプが多いので、かなりリスクをとる超攻撃的な布陣。といっても多分日本株式に投資するよりはリスクが少ないと自分では思う。景気は大幅に減速しているにも関わらず食料品や石油など生活に強く関わる部分での価格上昇は止まらない、ということは、これはスタグフレーションなのではないか、と思うわけだ。しかし今の政治はまだこの期に及んで危機感がない。消費税を上げろ、とか、上げ潮だとか言っている。どちらも多分スタグフレーションには対応できない。ブラジルに学ぶべきだろう。まずは人々の生活安定、そして内需を拡大し、内需中心型の経済を作り上げる。輸出頼みの日本の経済構造では人々の生活は潰され、数字だけの好景気に浮かれた政財界ばかりが高笑い。そして好景気の実感もないまま「景気減速」と「財政再建」の掛け声のもと、負担ばかりが押し付けられる。社会保障は削減され、負担は増える一方、日本株式が上がらない理由はもちろん株式市場の需給関係だろうが、ここまで低下したにも関わらず日本株がいまだに買われないのは、日本の経済状況に株式市場は不安を抱えているのではないか、と邪推したくなる。もちろん私のこの妄想が完全に見当違いであることを願うばかりである。