一応完成

一応完成。あとは細かいところを充実させてゆく。ここからが実は難しい。「レイアウトに完成なし」という箴言があるが、人形を配置したり、細かいアクセサリーを加えたりすることで、より実感的になってゆく。今のところ叡山電鉄デオ300が走っている。バスは市バス。一応84年型と83年型のバスなので大ざっぱに言えば時代には合っているが、細かい所にこだわると、行き先表示が紫地なので、98年(頃)以降の姿になる。デオ300は88年には廃車されているので非現実的なのだが、京福のモボ101は走行性能が不安定。というかポイントで引っかかる。ミニポイントはかなりハードで小型車両は概ね苦しいとみて間違いない。キハ01とかキハ03はまず無理。南武縦貫鉄道のキハ10も無理。というわけで、走行が安定している16m級の動力を使っているデオ300ということになる。
奥はデフォルトでは荒れ地風だが、そこを畑にしてみた。嵐電沿いにも太秦−山ノ内に畑がある。まあああいう感じ。帷子ノ辻常磐の間にも一応ある。当初は段ボールを使って畝を表現しようかと考えたが、大きすぎるので止めて、KATOのシーナリーパウダーの「ソイル」(黒土表現用)をまき、その上にライトグリーンのフォーリッジで作物らしきものを表現してみた。まあ遠目には不満はない。何を作っているのかはわからないが。
追記
写真をうp。

全景。

繁華街。ここはかなり変えた。

一番前の部分。もともとは木造平屋住宅と床屋があるところ。ただ木造平屋住宅はどう考えても戦前から1960年代初頭のころまでの雰囲気なので、やめてそこに中身をみたい横丁シリーズを持ってきた。八百屋と寿司屋・バーは前の道路とセットになるので、前の道路と関係のないケーキ屋とパン屋にした。横丁シリーズが奥の見えにくい場所に押し込められるのはどう考えてももったいない。

走らせる車両は叡山電鉄デオ300を選択。京福モボ101型が一番好みだが、小型車なので意外とポイントや短い線路をつないだ部分の走行が厳しい。「昭和の鉄道模型をつくる」の付録車両に適合する15m級の動力は片方の台車のみが駆動するのでやはり線路条件がよろしくないところでは、走行状態も今一つ。両台車駆動の16m級はその点安定した走行を示してくれる。カバーがかかっているので引っかかると面倒くさいのだ。


踏切とバス。いすずのキュービックバスが好みなのでこちらを全面に。ただ字幕がデオ300の活躍していた時代と合わない。かといって自分で字幕を作るほどの能力はない。

畑。非常に安易な作り方だが、まあそれらしく見えるんじゃないかな、と自己満足。これよりレベルの高いものは無理。畑は黒っぽくするとそれらしく見えると思う。あまり白っぽい畑だと畑に逆に見えないと思う。