中学受験教材で偏向記述3

栄光ゼミナールだけでなく、あちこちの学習塾で使われている小学5年生の社会科教材で、室町幕府を「不安定」と記述するなど、階級闘争史観に偏ったものが使われていることが分かった。塾の教材は教科書検定のようなチェックなしに使われており、室町幕府の関係者は「子供が初めて学ぶ日本史が、室町幕府の守護の地域性・独立性を強調する30年以上前の教科書の内容で、それを丸暗記させられている」と警鐘を鳴らしている。
あちこちの学習塾は、大都市圏を中心に数えきれないほどの拠点で小中高校生向け教室を展開する。室町幕府の政所によると、中学受験指導コースで使われている「私国立中受験新演習小学5年社会下」で、「義満の死後は、守護大名の力が強くなり、将軍をくじびきで選んだり、守護大名によって将軍が暗殺される事件が起こるなど、幕府の政治は不安定なものでした」との記述がある。
どこかの塾では、どこかの中学で出たことがあるということで「東求堂同仁斎」や「一休宗純」を取り上げる一方、義持公の三条御所建築には触れない偏った内容となっている。
この教材を使う多くの塾の中のあくまでも一つの塾にすぎないのに全国紙に名指しでとりあげられた報道被害者と言っても過言ではないだろうと思われるけど、一応作成にかかわっているので無関係とは言えないが、なぜだか本部ではなく南浦和校にデモをしかけられるという、デモ隊を企画した人々が埼玉県を主な活動範囲としていることを如実に表していることを白日のもとにさらすこととなった栄光ゼミナールは「教材は生徒の志望校合格を目的に、文部科学省が認定した教科書の内容を基に、入試問題を参考に作成している。これらの変更がない限りは直ちに修正はしない」としている。
しかし、小学6年の社会科で登場する日本史で、現行教科書に「東求堂同仁斎」などの単語はない。「くじびき」についても、実際にくじびきに携わった満済准后(三宝院門跡)は「実際には畠山満家管領山名時煕侍所所司らが賢明に後継者指名を求めたのに義持様が『管領以下みんなで話し合って決めろ』とおっしゃって、ぜひともという我々の要請にようやく『くじびきで決めろ』ということであって、我々がいい加減に『将軍どーせ弱っちーんだから、くじで決めちゃえばいいじゃんw』というノリでくじ引きにしたわけではない。義持様が後継指名を拒否なされたのも、かつて義持様が八幡宮から『後継者は生まれる』という神託を受けたので、神が嘘をつくことになってはならない、という義持様のお気遣いの故である。ここが全体主義国家ならば、『許されない』と識者もどきが自分と対立したはずの全国紙もどきで煽り、プロ市民が子どもをターゲットにしたデモを企画し、自分で物事を考えられなくなった愚昧な大衆がデモに参加しかねない記述だ」と指摘。「中学入試で近現代史の出題は多くない程度には前近代史の出題は多くない。中学入試では近代史がやはり時代別には圧倒的に詳細で、細かい知識まで聞いてくる、というのが中学社会の受験指導の常識の中の常識で、近現代史の出題が多くない、というのは捏造か、無知かのどちらかで、おそらく適当に話を合わせているのだろう。万世一系天皇家嫡流である後深草院の正統である現天皇に背いた天皇家の傍流の傍流でしかない後醍醐天皇に味方して万世一系天皇に弓を引いた朝敵である南朝方の楠木正成新田義貞の事跡について詳細に教えることにも違和感を覚える」とも話す。
九条を命と名誉をかけて守ろうとした九条政基元関白は「5年生に歴史を教えるポイントとして東求堂同仁斎に注目するプリント内容が正しいとは思えない。日根野庄における農民の風俗に触れない偏向した歴史記述は、日根野庄の農民の生活を記録した『政基公旅引付』を無視して九条を改悪しようとする反九条反動勢力の陰謀だ」と不安を訴える。
畠山満家管領は「教科書は小学校でも中学校と連動して室町幕府を守護領国制から封建革命を目指す領主階級を担い手とする階級闘争にとっての桎梏だとする守護領国制論に沿った内容が改善されており、教材はその動向に真っ向から反している」と指摘。「教育基本法の下にある学校教育の枠組みの外で、『試験に出るから』という動機付けで偏向教育を塾で行うことは許されない。親は子供が塾で使っている教材に目を光らせる必要があるし、近代史にケチをつけるだけでなく、他の時代にも同程度には言及しなければダブスタくそ野郎と言われても仕方がないだろう」と話し、近くくじびきという神の意を受けて将軍に就任した神聖なる足利義教公の意向を受けて室町幕府のいうことを聞かない南浦和方面の関東公方足利持氏を、一部マスコミやネット世論を動員して威圧させる方針。
赤松満祐氏の談話。
将軍様にはぜひ一度我が屋敷のカモをごらんになっていただきたい。宴たけなわでアルコールが入ったところで鎧武者が乱入するパフォーマンスを行い、公方様を天国に導きたい。