侘び草水槽の水温

最近すっかりアクアリウムブログと化したこのブログ。それも完全に侘び草に特化している。
かなり関西地方も冷え込んできた。アクアリストにとっては冬は電気代がかかるが、管理は楽。何せ温度を上げるのはオートヒーターでOK。ディスカスは高い水温を好むためにオートヒーターはダメ、と書いてあることも多いが、そもそもディスカスは高水温がよい、というのも私の個人的見解を考えれば都市伝説の類い。高水温でも耐えられる、というだけで、30度前後の水温がいいわけがない。生長が早くなり奇麗になるらしいが、それは人間の都合。26度で十分。というわけでわが家では一応なぜだか温度調節機能は付いているヒーターを使っているが、その機能を使ったことはない。26度に設定したままである。
侘び草水槽は3リットル弱。現在エヴァリスの10Wのヒーターを入れているが、適量は4リットル以下、ということであまり余裕がない。さらにわが家は伸びた水草のためにオープンアクアリウムにしている。つまりフタはない。今朝水温をみたら24度を少し下回っている。これから寒くなるとヒーターのパワー不足は深刻化するだろう。10Wのヒーターは実は二つある。ベタを二匹飼っていた名残だ。しかし一つの水槽に二つのヒーターは安全面からは優れているが、狭い水槽に二つもヒーターが入っているのは窮屈だ。フィルムヒーターもあるが、効果は未知数。カニを殺してしまった元凶だが(もちろん私の判断ミスが原因で、このフィルムヒーターに問題は一切ない。かつてアカテガニを飼っていた時には非常に威力を発揮した)、3リットルの水量にはいいかも。特に底砂を暖めることで対流が起き、バクテリアが活発化する(ような気がする)、ということで水質にはいいかもしれない。まだ魚が入っていない段階で試運転。