部隊再編

いろいろ分かってきたところで部隊を再編する。武将カードには攻撃力と防御力を現す数値があり、レベルアップするとその数値が向上するのだが、それを振り分けるのは城主(プレーヤー)。1レベル上がると4ポイントもらえる。1ポイントずつでどれだけ数値が向上するかは武将によって異なる。さらにスキルというのがあって、たとえば「騎馬隊奇襲」であれば、騎馬隊を使って攻撃した時に部隊全体の攻撃力が増す。「鉄砲隊円陣」であれば、敵に攻められた時に鉄砲隊の防御力が上がる。ここで防御力が上がる、というのは、相手を撃退する能力である。傷ついたりしない能力ではない。したがって攻撃力は攻撃している時以外には何の意味もないし、防御力は攻撃を受けている時にしか意味はない。攻撃型のスキルは攻撃している時にしか意味はないし、同じく防衛型のスキルは攻撃されている時にしか意味はない。
以上のことを理解すると、私のポイント割り振りはほとんど意味がないことが分かった。私は防御力と攻撃力をバランスよく配置していたのだ。そういう武将もユーティリティプレーヤーとしていてもいいが、そればっかりでは中途半端な部隊ができあがる。関本賢太郎選手や平野恵一選手のような選手ばかりではチームが成り立たないのと同じである。もちろんクレイグ・ブラゼル選手ばかりでもチームは成り立たない。特に武将の数が少ない場合にはユーティリティプレーヤーは非常に有効であるが、ある程度兵力が整備されてくると、特化した武将も必要になってくる。
さしあたり本拠地もしくは出城を守備する部隊として守備に極端に割り振った武将を3人、騎馬と弓と槍を置いて、あとは重要な陣にバランス型の武将と攻撃型の武将を配置、領地獲得用の陣に守備型の武将を少し配置、領地獲得用に攻撃型の剣豪を配置、そして攻撃に特化した精鋭部隊をいつでもセットできるように待機させておくのが賢明だと考えるようになった。精鋭部隊と本拠地・出城防衛部隊は各1000以上のポイントを持っていることが望ましい。そこにとどかない「序」の武将は領地獲得の補助。剣豪の討伐ゲージ回復の間に領地をせっせと獲得する。
そういうことを目指したためにかなり部隊を再編した。その結果でき上がった素案。
精鋭部隊、長尾景虎(騎馬)・安東愛季(弓)・内藤昌豊(騎馬)・斉藤朝信(槍)
ユーティリティ、今川義元(弓)・三好長慶(槍または弓)
守備部隊、細川幽斎(弓)・島津貴久(槍)・本願寺顕如(鉄砲)・小島弥太郎(槍)・長尾政景(騎馬)
破城槌、村上武吉(槌)・陶晴賢(弓)・三好義賢(馬または槍)・高坂昌信(槍または馬)・秋山信友(馬または弓)
精鋭部隊に内藤昌豊を入れておくとスピードが速くなる。同じことが村上武吉高坂昌信に言える。だから槌部隊にいれてある。三好長慶はまさにユーティリティで、「合成機能」で防禦と攻撃のスキルを入れてあって、どちらもそれなりの数値になっているから、どう転んでも「そこそこ」やってくれる。しかも統率力もどれもあまり悪いものはない。便利である。こういうのがもう少しいてもいいかも。
槌部隊はいずれも兵器に関するスキルがあるもの。スキルはその武将だけでなく、武将の属する部隊全体に及ぶ。だから兵器関連のものを集めたが、秋山信友高坂昌信はBが多い便利な武将なので重宝する。
三好兄弟(三好長慶三好義賢十河一存)がそろっているのは、彼等が九条稙通の縁者にあたるから。彼等は稙通のためにはどんな無理もきく存在、という設定。実際稙通の娘婿が十河一存だった。