荒らし考

スパムコメント

ここで考察する「スパムコメント」とは、何らかの意見表明を執拗に、下品に、乱暴に行うなどして該当のブログもしくは掲示板コミュニティを混乱に陥れようとするような類いのものではない。アダルトサイトへの誘導などが目的のコメントである。どのブログに…

「組織的」な「工作員」

「荒らし」や「ネットイナゴ」と言われる行為について、しばしば「組織的」とか「工作員」とか言われる人々が出現することがある。「組織的」とか「工作員」という概念はどういう状態を指すのか、ということについて考察を加えてみたい。 まずはじめに言って…

ウォッチブログへの対処

ウォッチブログとは、特定の人への揚げ足取り、監視、人格攻撃、心的虐待を加えることを目的とするブログのこと。相手のブログやサイトに書き込まず、自己のブログでひたすら相手への人格攻撃や心的虐待を行う。トラックバックを使って自己の存在を相手に知…

コメント削除のジレンマ

マキャベリの『君主論』において、なかなか含蓄深い言葉がある。 古今東西多くの賢人たちは、想像の世界にしか存在しえないような共和国や君主国を論じてきた。しかし人間にとって、いかに生きるべきかということと、実際はどう生きているかということは、大…

戦う相手はどこか

私たちブロガーが戦うべき相手は何か。レイシズムを煽るネットウヨクか。反日を煽るブサヨか。人によってはそれらこそが戦うべき相手かも知れない。しかし私は最近主要な戦場はそこにはないように思えてきた。私はどちらかと言えば左派にカテゴライズされる…

池田信夫氏の受けた「被害」

j0hn氏のブクマコメント。 はてブが原因になった「池田氏が遭ってる被害、出会った災難」がなんなのか詳しく知りたい。池田氏の不快感っていうならわかるんだけど。 sampaquita氏のブクマコメント はてなブックマークが目立つから槍玉に挙げられているだけで…

ネットイナゴ

最近でははてブにおける否定的コメントも「ネットイナゴ」として批判されている(http://www.excite.co.jp/News/society/20070614201922/JCast_8437.html)。しかしコメント欄を炎上させる行為と、はてブにおいて否定的コメントを記すことを同列に「ネットイ…

厚顔無恥な連中を無敵ならしめないために

「荒らし」対策として、匿名での批判を禁ずる黒木ルールや、匿名のものは議論対象と見なさないという津村ルール。これらは「匿名」の定義に差はあれど、ネット上でのフェアな言論を保証するという観点からは尊重されるべきルールであろう。しかし黒木ルール…

「荒らし」の手法

私が実際に見た「組織的な荒らし」の手法から「荒らし」がどのように入ってくるのか、を検討していきたい。私が実際に検討の材料としたのは3例。このうち一つは「組織的な荒らし」の可能性は極めて高いものの、確証がなく、しかもその「荒らし」の所属して…

コメント欄における「荒らし」について

「ネット右翼」という言い方は問題を拡散させる、と私は思う。ネット上で右翼的な発言を行う人=「ネット右翼」ではない。「ネット右翼」という用語は、どうもネット上で「荒らし」行為を行う輩のことを指すようである。ネット上では右翼的言辞が目に付くだ…

コメント欄に関する一考察

言論系のブログだからこそコメント欄を開放している、というブクマがあった。全面的に正しい、と思う。言論系こそ本来はコメント欄を開放しなければならない。それはそう思う。しかし私がもし言論系のブログを立ち上げるならば、私自身はヘタレなので、多分…

コメント欄についての雑感

私はコメント欄を開放している。これはもともとこのブログが言論を目的としていないからである。ブログを始めた頃は、塾での仕事の愚痴をぐだぐだ書き散らすのが目的だったのだ。今でもそういう目的はないではない。だから最初の頃からおつきあいのあるブロ…