2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

著作権

まあ私みたいに著作権無視の業界にいるものが著作権について物申すのはおかしいのだが、それでも一言。私とは関係のない話なので。専門学校の講師をかねている同僚がいる。その同僚のもう一つのバイト先の専門学校ではイーラーニングを進めている。その時、…

ディスカスその後

結局産卵した卵は朽ち果て、今では卵を産んだディスカスも元通りえさを食べている。プルケールは「きれい」と書いたが、顔がブタみたいで、不細工だ。名前はぶぅだな。

非正規雇用

非正規雇用者の問題は大学教員に限らず、現在の格差社会問題の根幹をなしている。格差社会論批判としてよくあるのが、現在の低所得者もパソコンを持ち、それなりに生活していけている、という議論だ。しかし問題となっているのは、非正規雇用の拡大による将…

テスト

本日テスト終了。300人あまり。これだけのテストを採点するのかと思うと気が遠くなる。普通の大学の教師はこれから夏休みだ。私は夏休みは塾でむちゃくちゃ忙しい。そのあいまに暇を見つけて3クラス合計550人分の採点だ。 テストに20分遅れて文句を…

新魚

プルケールが来た。Sランク、Aランク、並ランクがあったが、並ランク。大きい。きれい。 ディスカスが産卵した。ピジョンブラッド。ただ問題は彼女には相手がいない、ということだ。無精卵をひたすら護り続けるピジョンブラッド。哀しい。孵らぬ卵を護り続…

愛校心

私はそれなりに愛校心を持っているつもりだ。一応出身大学のプロ野球選手は応援しているし、阪神ではあまり活躍していないのは残念だが。一応出身ミュージシャンのCDは、買っていないな。あれ?Kなんて紅白にも出場しているのだから、買わねばならないの…

1/3000

3000人に一人、というのはかなり稀な確率ではないだろうか。 私が今まで担当した大学生は3000人程度である。数えたわけではないが、例えば今年は600人程度の学生を担当することになる。この3年は600人ペースで、今まで十年大学教育に携わっている。大講義を…

夏期講習

夏期講習の季節。前にバイトしていて、つぶれた塾では「好きなことができる夏休み」。意味が分からん。 夏期講習というのは外部生を受け入れる。しかしあれは営業サイドにとってのみプラス。教務サイドにはメリットなし。 夏休みだけ行こうという、さぼりが…

『伏敵編』

図書館で閲覧。貴重書ということで手続きが大変。そもそも平日の昼間しか見られない。しかもコピー禁止。古文書扱う時と同様の扱いが求められる。 腕時計とかは外しましょう。筆記具はエンピツのみ。ペン類はご法度。何しろ貴重書なのだ。 開けてみる。いき…

足利義持の外交交渉2

対馬を攻撃し、対馬併合の姿勢を示した朝鮮。それに対し、抗議ではなく、ただの挨拶の使者を派遣した足利義持。義持使者の無涯亮倪と平方吉久と世宗は面会した。その場で何が話されたか、不明である。しかしその後朝鮮は回礼使として宋希蓂を帰国する無涯亮…

足利義持の外交交渉

朝鮮が対馬を攻撃したいわゆる応永の外寇後の義持の外交交渉を見てみたい。 1419年、朝鮮の軍勢が対馬を攻撃した。突然の攻撃のために、一切準備できなかった対馬は甚大な被害を出した。おそらく「元寇」の時よりも大きかったであろう。しかし実数が百人…

東公園散策記

暑い中、福岡市東公園に向かう。吉塚駅下車後、東公園に向かって歩いていくと、巨大な日蓮像が見える。そのたもとに元寇資料館、そして少し離れたところに亀山上皇像。この三つの関係について見ていきたい。 亀山上皇像だが、これこそ湯地丈雄の元寇記念碑建…

博多旅行

某月某日博多に行った。もちろん仕事で大分に行く途中なのだが、今週は塾の方が休みだったのだ。空いた時間を利用して博多見物に行くことにした。 昼食。博多駅前でとることにしたので、当然博多ラーメン。駅前の地下街に行って最初に目に付いたラーメン屋に…

『伏敵編』編纂の背景

『伏敵編』が刊行されたのは1891年。日清戦争の三年前である。そして『伏敵編』刊行と密接な関係があったのが、福岡警察署長であった湯地丈雄の主唱の元に推進された元寇記念碑建設運動である。湯地の福岡署長着任をきっかけとして開始された。その発端…

伏敵編

対馬に攻めてきた元軍について、次のような史料がある。 去文永十一年(太歳甲戊)十月ニ、蒙古国ヨリ筑紫ニ寄セテ有シニ、対馬ノ者カタメテ有シ、総馬尉(そうまじょう)等逃ケレハ、百姓等ハ男ヲハ或八殺シ、或ハ生取(いけどり)ニシ、女ヲハ或ハ取集(と…

安達泰盛による「異国征伐」計画

モンゴル戦争の最中、三度にわたって「異国征伐」が計画された。1276年、1281年、1292年である。このうち有名なのは1276年の「異国征伐」であり、ターゲットは高麗であった。従来さまざまな議論がなされてきたが、例えば戦前には「壮挙」と…

アラン・ケイの危惧

パソコンの父と呼ばれるアラン・ケイ氏のインタビュー「http://itpro.nikkeibp.co.jp/a/it/alacarte/interview0703/alan_7.shtml」を読んだ。 印象に残った部分を引用する。 多くの人は、コンピュータを使って何かを学ぼうとしていない。単に楽しんでいるだ…

2006年のパワーユーザー

Mac

『快適POWERBOOK生活』に立野康一氏によるパワーユーザー論がある。氏の驥尾に付して、2006年のパワーユーザー論を、文系的な立場で考えてみよう。 私がMacを使うのは基本的に原稿執筆とレジュメ作成である。実は塾関係では全くパソコンを使うことはない…

MacBook Proで出張

Mac

九州への出講。毎週のことだが。 今日は午前から午後にかけて塾での授業。その後九州に。ホテルで一泊して翌日講義。講義レジュメを作ることが最大の業務。 MacBook Proを鞄に入れる。車輪のついた鞄に入れるので、そんなに重さは気にならない、はず。実際に…

倭寇は日本人か

倭寇は日本人か、という議論が結構ネット上でも議論されている。 そもそもそういう議論が出てきたのは1987年のことだ。田中健夫氏と高橋公明氏がそれぞれ前期倭寇と呼ばれる13〜14世紀の倭寇の構成員に多くの高麗人が混じっていた可能性を主張したの…