2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

入試説明会

今日はまたある任務で入試説明会へ。Nセンターでは国語の過去問を付けていなかった。著作権の問題だという。近ごろ国語教育関係者の間で話題になっているのが、この著作権問題だ。昨年五月赤本が訴えられたのは記憶に新しい。この動きは数年前からあって、…

「学校の授業だけで、進学に支障をきたすのは、学校側の怠慢か」に寄せて

以下のserohan氏のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/serohan/20060227にまたまた触発されて書いて見る。というのは、私自身の体験として他人事ではないように思われるからだ。 「習っていないこと」は、わからなくとも、出来なくとも当然の人たちが、増えてき…

学力向上

serohan氏の記事http://d.hatena.ne.jp/serohan/20060225に触発されて書いて見る。 昨日の参観日の後の懇談会も、早目に終わり、親しいお母さん数人と担任を交え、話をしたのですが、そこで出た話題が「何故中学校へと進学をすると、塾へと通う子が増えるの…

古牧温泉

今回二泊三日の日程で青森県古牧温泉に行ってきた。目当ては、温泉。しかし調べて見ると渋沢敬三ゆかりのホテルであるらしい。実業家としての渋沢敬三には興味はないが、日本常民文化研究所設立者としての渋沢敬三に関心があったので、いい機会にめぐまれた…

長浜幼児刺殺事件

まずはnamnchichi氏のご意見2006-02-20 - the OYAKONEWS@Hatena::Diary。 グループ登園と安全の確保は何ら関係がない。なぜなら、本来は親が自宅から幼稚園まで子供を送り届けるものであるから。親同士の助け合いとか、コミュニケーションと称して幼稚園が親…

入試説明会

(自粛)の入試説明会に行ってきた。気になった人を。 1 遅刻するなよ。1300始まりって書いてあるだろ?開始10分前には着席していろよ。保護者、頼むで。保護者に時間を守るという意識がないから生徒もめちゃくちゃ。こういうのは親がしっかりしない…

百年の計は人を植うるにあり

トリノオリンピックを観ている。私のような「サヨク」でもオリンピックは観るのだ。オリンピックとワールドカップの間はナショナリストだ。日の丸が揚がり、君が代が演奏されるのを喜色満面で迎えるのだ。いや、ほんと。私はサヨクの巣窟にいるようなものだ…

ニュースの読み方

1 長浜幼児刺殺事件 容疑者が中国籍ということで、様々な言論がなされるだろう。おそらくネオナチに類する発言も多くなされるだろう。私は象徴的貧困に陥っているので、ネオナチ的なレイシズムにつきあう気力・体力はもう残っていない。興味のある方はそう…

トリノ五輪

パシュートに注目。あれは面白い。間の取り方など、野球観戦に通ずるものがある。と思っていたら、どうやらメダル一号になるかも。メダル獲得したら一気にメジャー入りだ。何せ注目されていなかったからな。

ルーキー

リアルジュリー。黄色くなるらしい。プンクテータスにつきまとわれている。意味が分かるのは冨平さんだけだと思う。

象徴的貧困

「象徴的貧困」とは、過剰な情報やイメージを消化しきれない人間が、貧しい判断力や想像力しか手にできなくなった状態をさす。フランスの哲学者ベルナール・スティグレールの提唱した概念。 というのは朝日新聞の記事のぱくり。かくも情報があふれている現代…

バレンタインデーキッス

今日はバレンタインデー。妻のパートの勤め先の同僚で、夫君が塾講師(私みたいなフリーター講師ではなく、某塾某教室の教室長)が、生徒からのバレンタインデーに対するお返しが大変だ、ということをもらされたそうだ。我が塾ではありえない。私がキモメン…

『へんないきもの』シリーズ

大変愛読している。絵が結構気持ち悪く、しかも私は生理的に軟体動物と環形動物と扁形動物を受け入れないので、読むのに苦労する。 『またまたへんないきもの』が出た。前回の『へんないきもの』は脱力系の著作だった。2004年8月に初版だから、そんなに…

アイドルの喫煙

私にとってアイドルとは石川秀美である。だから今どきのアイドルは知らない。石川秀美は引退したので、堀ちえみを見る機会が多いので応援している。ちなみに堀ちえみのいとこと中学時代同級生だった。堀ちえみを見ると、そいつと下品な替え歌を作っていたこ…

第九話

夢子は荒岩の家にいた。夢子と荒岩の妻虹子、そして東山は荒岩の作る料理を囲んでいた。 「奇妙じゃ。向こうからは何も言って来ん。南部議員の関係者ともめたのですぞ。だからワシはあわてて土方竜元政友会副総裁と真田志郎外務大臣の事務所回りをして、南部…

第六話

田中の葬儀が終わって、夢子は放心していた。「あの沖縄の電話は?何が田中君にあったの?」 「ピンポーン」ドアのチャイムが鳴る。 「か、係長!」ドアの外には田中と夢子のかつての上司荒岩一味が立っていた。「な、何で・・・。」「葬儀の時にはゆっくり…

第八話

南部康雄衆議院議員事務所に亀有公園前派出所より連絡が入った。事務所職員が現行犯逮捕された、というのだ。逮捕された職員は黙秘しているというが、持っていた名刺から連絡がついた。「す、すぐに先生に連絡を」対応に追われる事務所。 一方金丸産業東京支…

第七話

種ヶ島恵は夢子の服を着て、田中と夢子の子の元輝を連れて歩き出した。やがて車の中から三人の男が尾行を始めた。それを見て工藤、奥別府もあとをついていく。 亀有公園にさしかかり、人通りが絶えた一瞬、種ヶ島は元輝を抱き上げ、走り出した。あとをつけて…

灘の教育は歪んでいるか

最近東大医学部の中で遺伝病の人が出産することを非難する人がいたらしい。「らしい」というのは伝聞だからだ。そしてその出身高校の少なからずが灘中・高出身のようで、「灘はどんな教育をしているのか」という声が上っているようだ。 ちょっと待って欲しい…

私は待ち組?

「勝ち組」と「負け組」の二極化が進んでいる、という議論に対抗すべく、小泉総理や猪口邦子大臣は「待ち組」という言葉を使いはじめた。ニートやフリーターなど「挑戦しないで様子をうかがう人」のことらしい。私なぞはその意味では「待ち組」なのだろう。…

第五話

ニチフク新聞文化部記者荒岩虹子は福岡市内の小料理屋「きんしゃい屋」に、民政党衆議院議員馬場皆人の妻東子と向き合っていた。衆議院議員の妻が福岡に来る、ということで、案内を頼まれたのだ。総務省のキャリア官僚大黒秀一から直々の指名で荒岩記者が東…

第四話

野党民政党は昨年の九月十一日の総選挙で沖田十三総理の率いる政友会に惨敗し、党の建て直しを計っていた。そこに降って湧いたかのような活力門騒動。民政党幹部会はこの問題をどうするか考えていた。 「とりあえず代表質問で釣って見よう」楷恭介代表は活力…

第三話

「もしもし、田中さんの奥様ですね。私は身元は明かせません。ご主人の遺体の状況をお知らせします。傷口は五ケ所、喉の左右で頚動脈に達するもの、左右の手首、腹部です。法医学的見地から言えば自殺はありえません。頚動脈は一方を切れば一気に血圧が低下…

第二話

田中からの連絡が途絶えて二日、夢子のもとに沖縄県警から電話が入った。「ご主人が自殺されました」。えっ?自殺?沖縄?夢子には事情が飲み込めない。 沖縄に飛んだ夢子。田中一とのやりとりを聞かれ「しばらく帰れないかもしれないけど、大丈夫だから」と…

乗り過ごしで特急臨時停車

まあいいんですけどね。ただ受験関係者として言わせてもらうと、別に遅刻しても受けられますから。そこまでしなくても、というのはある。大学の定期テストはダメだけど。入学試験は大学側も配慮していますよ。それよりもヒアリングの機器の不具合の方がこた…

第一話

一月十六日、IT企業活力門に強制捜査が入った。活力門が企業買収する時に使っていた投資事業組合を運営していたのはケイ・エム証券の副社長田中一だった。ケイ・エム証券にも強制捜査が入り、田中も捜査に立ち合い、午前三時に帰宅。 翌朝「しばらく帰れな…